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2018年12月10日 (月)

1日何歩が妥当

ハードな運動でなくても、徒歩だけでも十分な運動になりうることは、昨今の健康ブームで、皆さんもご存知のことかと思います。しかし、「何歩歩けば十分なんだろ?」と考えたりしませんか?今回もlifehackerに面白い情報があったので、ご紹介します。

さて、よく「1日1万歩歩けばいい」と言われますが、どこからこの数字が出てきたんでしょうかね。面白いことに、この「1日1万歩」の起源は1960年代に流行った「万歩計」からだそうです。今でも万歩計自体は売れていて、散歩なりウォーキングなりをする人の必需品ではあります。ただ、この1万歩も確たる根拠はなく、「切りのいい数字」とか、適度な目標として設定されたものだそうです。ちなみに、1万歩を距離に換算すると、およそ8kmになり、平日でも「ちょっと頑張れば」届きそうな目標値ではあります。
しかし、1万歩も歩けば本当にいいのかというと、そういうわけではないそうです。アメリカ心臓協会が示す指標としては、推奨される運動量をすべて徒歩で賄おうとすると、20~30分ほど歩けばいいそうです。平均的な1日の歩数にこの歩数を合わせると、およそ7500歩ほどになるとのこと。一気に25%も下回る数字で良いことになります。
例えば、電車通勤をしていて、家から最寄り駅、最寄り駅から職場までがそこそこ歩く距離(それぞれ片道10分程)だとして、デスクワーク中心でも、ちょこちょこと歩いていると、1万歩なんて、実は達成できちゃいます(実際、私がそうなので)。もし、日常的に日々1万歩も歩いている人ならば、もう少し増やしてみてもいいかも知れません。そうなると、「1日1万歩」が根拠のない数字であったというのがお分かりになると思います。

実際は、「量」よりも「質」が重要なんですよね。徒歩も歩き方によっては有酸素運動になります。例えば、ちょっとした早歩きなら10分程で十分な運動になります。また、1万歩歩くにしても、摺足のように、あまり足を上下に動かさないような歩き方だと、効果が殆ど無かったりします。
漠然と「1日1万歩」という目標を掲げていた方は、ちょっとやり方を見直してみてはいかがでしょうか。

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