wsltty
WindowsでLinux環境を構築・活用する方法は前からありましたが、マイクロソフトが「WSL(Windows Subsystem for Linux)」を提供してから、以前よりも構築しやすいようになりました。
WSLはコマンド投入・実行によるCUI環境ですが、ベースがコマンドプロンプトとなっており、あまり使い勝手が良いものとは言えません(スクロールバッファが9999行までとか、高度な端末エミュレーション機能が使えるわけでもない)。そんなWSLの端末環境を快適にするのが「wlstty」。
#元記事はこちら。
wlsttyは標準のコンソールと比べると、次のような特徴があります。
- より高速で高機能、高度な端末エミュレーション(xterm/VT-100など)の実現
- ズーム機能(マウスホイールによるや拡大/縮小)
- キーボードによるスクロール([Shift]+[Page Up]/[Page Down])
- 1万行を超えるバッファリング
- 容易なウィンドウの新規オープン([Alt]+[F2])
- 切り替え([Ctrl]+[Shift]+[Tab])
- Windows OSのエクスプローラーからドラッグ&ドロップしたファイルやフォルダのパス名を、自動的にWSL向けのパスに変換して貼り付けることが可能
かなり高機能になりますね。これだけでも、導入する価値はあると思います。上記には挙がっていませんが、マウスのホイールによる画面スクロールが可能になるのも便利です。
(WSLのコンソールだと、ホイールによるスクロールができなかったんですよね)
また、ウィンドウの透明度も設定できるようになっており、半透明化することもできます。半透明化って、何気に便利だったりするんですよね。
また、webブラウザを使ってカラースキームを編集することができるので、簡単に独自のカラーテーマを作成することもできます。
正直、WSLを利用している方は、これを導入すべきですね。格段に使い勝手が向上します。
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