みずほ銀行、スマホ決済「J-Coin Pay」を3月に提供予定
みずほ銀行は、QR コードを活用したスマホ決済サービス「J-Coin Pay」の提供を、3月より開始することを発表しました。
#元記事はこちら。
みずほ銀行より発表されましたが、このシステムはみずほ銀行単独でのサービスではなく、約60の金融機関と協働した「銀行系デジタル通貨のプラットフォーム」としています。
J-Coin Payは、送る、送ってもらう、支払うというお金に関する行為がスマホ上で完結できることに加え、金融機関の預金口座との入出金(アプリにチャージ/口座に戻す)についても、スマホ上のアプリでできるサービスとしています。今話題のスマホ決済だけではなく、個人間送金や参画金融機関の他行口座間での資金移動も可能としていることが特徴となっています。
アプリはiOS版、Android版が提供され、3/1からダウンロードが可能となるそうです。ただ、3/1のサービス開始時に、登録できる預金口座はみずほ銀行のもののみで、他の銀行(元記事を参照)については、3/25から順次対応していくとのことです。
現在のところ、J-Coin Payの導入などを検討しているのは、小売、食品・外食、サービス関連で22企業となっております。中には、ビックカメラやヤマダ電機といった家電量販店、ファミリーマート、すかいらーく等が入っておりますので、入れてすぐにでも使えそうな感じです。
しかし、今回のこのシステム、かねてから話があった「3大メガバンクによる決済システム」と関連するのかどうかというのが気になるところ。実は、雑誌DIME(2019年 04 月号)において、スマホ決済の特集が組まれているのですが、その中に、みずほ、三菱UFJ、三井住友の3大メガバンク共同の決済システムの話が載っているんですね。この話も、当初はこの3行だけでの話だったのが、今では地方銀行も巻き込んだ一大協働プラットフォームになりつつあると紹介されているんですね。
今回のシステム、内容的にはDIMEに掲載されているものとほぼ同等なので、後々、他の2行も入ってくるのか、それとも、みずほが独自路線で抜けたのかが、気になるところです。
とは言え、一都市銀行が地方銀行と手を取り合って、相互にやり取りができるシステムを作ること自体は、かなり意義のあることだとは思います。
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