アメーバピグPC版、年内で終了
Amebaのアバターサービス「アメーバピグ」のPC版が2019年12月2日の15時でサービスを終了することが発表されました。
#元記事はこちら。
利用ユーザー数の減少もあったようですが、主な理由は「Adobe Flashの提供終了に伴う、Adobe Flashからの移行の断念」だそうです。
Adobe Flash(以降、Flash)については、この記事でまとめた通り、2020年にFlashの提供を終了することが2017年に発表されていました。そのため、Flashを利用したコンテンツを持つところは、Flashからの移行を考慮する必要が出ました。バナー程度はすぐに替えることができますが、Webブラウザゲームなどの大掛かりなシステムは一筋縄では行きません。それでも移行ができているところはできていまして、有名なところだと、ブラウザゲームの「艦隊これくしょん」は去年の8月に移行を完了しています(こちらの記事を参照)。
しかし、残念なことに、アメーバピグは「PC版ピグサービスの世界を別技術で再現するのは難しい」と判断。これをもって、PC版のサービスを終了することを決定したそうです。おそらく、オブジェクトを動かす部分がネックになっていたのではないでしょうか。
なお、アメーバピグ関連のサービスが終了するのはPC版だけで、スマートフォン版で提供しているサービスは継続するそうです。
大きなサービスで「断念」の判断をしたのは、Amebaが最初ですかね。ですが、これも1つの大きな「決断」であると思います。
で、我らが@niftyにもFlashを使ったコンテンツは結構あります。私的に危惧しているのは、「インターポット」が存続できるかどうかですかね。「インターポット」もFlashの機能をフルに使ったコンテンツなので、これがHTML5の技術で完全再現できるのかが疑問だったりします。部分的に再現できて、それが大きな問題ではなければ、継続するのかなぁ。
あとは、「アバター」のカテゴリで提供しているサービスはFlashでなくてもできるような気がするので、これは移行できるのかなと思っています。
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