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2019年3月31日 (日)

ローソン、夜間営業の無人化実験へ

ローソンは7月から数ヶ月間、フランチャイズ加盟店を含む2店舗で深夜時間帯の無人営業の実験を行なうことを発表しました。
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この度行なう実験では、午前0時~5時の時間帯にレジに店員がいない無人営業を実施します。実験開始当初は商品の片付け作業やシステムなどのトラブルに対応するため、バックヤード人員を1名配置するとしていますが、時期を見て完全無人化に移行する予定だそうです。
どのような運用になるかですが、予め専用アプリで事前登録を行ない、店舗入口でアプリ上に表示されるQRコードを読み取ることで、ドアを開錠して入店します。決済方法は、商品のバーコードを読み取ってどこでも決済できる「ローソンスマホレジ」と、電子マネー・クレジットカード・バーコード決済などに対応した「完全セルフレジ」が利用可能。自動釣銭機能が付いているため、現金で支払うこともできるようになるそうです。
また、防犯対策として店舗に設置している防犯カメラの増設も実施。来店客に対しては、開始日前の店内告知と、店頭貼り紙で案内するほか、完全セルフレジ付近には操作マニュアルを用意するなど、ユーザーに最大限配慮するとしています。
今回の実験を行なう動機に、アルバイトクルーの人手不足の問題を挙げており、経済産業省が実施したフランチャイズ加盟店アンケート結果でも、人手不足という回答が4年前と比べて大幅に増加。これまでにも省力化や省人化のためにデジタル技術を活用した取り組みを実施してきたそうです。実験期間中も検証を繰り返し、取り扱い商品の拡大、システム改修や運用方法の見直しなどを随時実施。店舗オペレーション・防犯・物流面の課題、売上の推移、ユーザーの声などを検証した上で、その後の拡大展開を検討するそうです。また、入店方法についても、途中から顔認証の導入も検討するとしています。

 

コンビニエンスストア大手3社の中では、かなり先進的な取り組みを行なうのではないでしょうか。実際、ローソンは省力化については積極的なような気がします。店舗限定ではありますが、「ローソンスマホレジ」でセルフレジ対応を実施していますし。
利用客のスマートフォンが解錠キーとなるアイディアもいいですね。今でもあるかどうかわかりませんが、銀行のATMで、深夜帯においてはキャッシュカードが解錠キーになる仕組みがありましたから、それをスマートフォンでやるということになりますね。
今回の実験で、人手不足の解消、並びに24時間営業のあり方に対する指針が出るといいですね。

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