Amazonプライム値上げ
アマゾンは定額サービス「Amazonプライム」の値上げを発表しました。年会費、月会費共に値上がりで、年会費は3,900円から4,900円、月会費は400円から500円となります。また、学生向けの「Prime Student」も値上げで、年会費が1,900円から2,450円、月会費が200円から250円となります。
年会費が一気に1,000円も値上げしましたが、日本での値上げは、2007年のサービス開始から初めてのこと。今回の値上げについて、アマゾン側は
(2007年の)開始時と比べて商品数や特典は大幅に増え、外部環境も大きく変わっている。今後も新たなイノベーションを起こし続け、お客様に引き続き便利にご利用いただくために、このような決断をすることにした。
としています。
日本においては「1,000円も…」と思う人が多いですが、アメリカでは2014年に年会費が79ドルから99ドル、2014年に月会費が10.99ドルから12.99ドル、年会費が2回目の値上げで99ドルから119ドルへと値上げをしています。今(2019/4/12現在、1ドル=約111円)のレートに換算すると、年会費が13,209円、月会費が1,442円となっており、実はそれほど高い値段ではなかったりします(まあ、物価や景気の違いがありますが)。
で、今回の値上げで継続するか、解約するかが話題となっているようです。米国に比べれば半分以下とは言え、一気に1,000円の値上げはやはりショックな話です。家計にも影響が出てきますからね。で、続けるかどうかの指標として、「プライムサービスで提供されるサービスをどれだけ利用しているか」を挙げている人もいます。
定額サービスですが、単純な買い物だけではなく、他にも利用できるサービスを盛り込んでの価格設定になっています。まずはそれらのサービスをどれだけ利用しているかを整理してみてはどうでしょう。Amazonプライムに加入することで利用できるサービスは
- 配送特典
- プライム・ビデオ
- Prime Music
- Twitch Prime
- Amazon Photos
- Kindleオーナーライブラリ
- 会員限定先行タイムセール
- Prime Now
- Amazonファミリー
- Prime Reading
- Amazon Mastercard
- Amazon Music Unlimited
- バーチャルダッシュ
- Amazonパントリー
- Amazonフレッシュ
- プライム・ワードローブ
- Prime Pets
これらのサービスをどれだけ使っているか、または代替できるサービスがどれだけ有るかで決めてみてはいかがでしょう。ちなみに、私は一度もプライム会員になったことはありません。配送特典も2,000円以上なら配送無料になりますし(まあ、それだけじゃないですが)、大概2,000以上になるのであまりメリットを感じませんし、プライム・ビデオも「どうしても見たい!」というコンテンツも見当たりませんでしたからね。それに利用するのも3ヶ月に1回位のペースなので、全然メリットが感じられなかったです。そうした人は今後も使わないでしょうね。こうした点から見直してみてはいかがでしょうか。
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