文科省、小学校のプログラミング教育の研修教材を公開
来年度、2020年度より小学校からプログラミング教育が導入されますが、そのプログラミング教育に当たり、研修教材が文科省にて公開になりました。プログラミング教育の狙いや、育む能力、子ども向けビジュアルプログラミング言語「Scratch」を使った指導例などを教員向けにまとめており、PDFファイルをダウンロードできる他、YouTubeにて動画版の教材も閲覧できるようになっています。
ようやく研修教材とガイドラインが公開されましたか。まあ、来年度から実施なので、もういい加減公表しないと教師陣がどう取り組むべきかがわからないままに取り組むことになりますからね。
一応、「プログラミング」という独立した教科は持たず、既存の教科の中に織り交ぜながら指導を行うということは発表されていましたが、これで「どういったことを教えていけばいいのか」という指針が具体的になったところですかね。
また、プログラミング言語(言語でいいのか?)も、やはりと言うか、子供向けビジュアルプログラミング言語「Scratch」を採用しました。「Scratch」が採用されるのではないか、と言うのは、前々から言われていましたが、下馬評通り、採用されました。パズルや積み木の感覚でプログラムを書くことができ、また世界的に使われているということでの採用でしょうかね。
実は文科省はScratchと同じビジュアルプログラミング言語として、「プログラミン」というものも公開してたんですよね(このブログでもこちらの記事で紹介しました)。基本的にはScratchと同様なので、こちらも小学生のプログラミング学習には向いていると思うのですが、あえてこちらは採用せず、世界的にも名の通ったScratchを教材として選択したようです。
私も、小学生の大甥と来年小学校に入る大姪がいるので、ちょっと目を通しておこうかなと思ったりしています。
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