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2019年6月 2日 (日)

外国人の部下とうまくコミュニケーションを取るコツ

昔に比べて、昨今は、外国人労働者と一緒に仕事をする現場が増えていますね。ソフトウェア開発の現場は、他の業種に比べていち早くそうした状況になっています。私が勤めている会社は日本人労働者と外国人労働者の割合がほぼ半々でして、社内に戻ると、色々な言語が飛び交うといったことがあります(基本的には、外国籍の方々も日本語が話せるので、全くコミュニケーションが取れないというわけではないです)。
そうしたオフィスの状況変化もあり、外国人の部下を持つことも当たり前のことになりつつあります。今回は、外国人労働者と一緒に仕事をすることになった場合に、どのようにコミュニケーションをとるべきかを紹介しましょう。元記事はlifehackerです。

さて、私はそんな風には思わないのですが、外国人労働者を部下に持った日本人マネージャーは彼らに対し、「指示通りにやってくれず、期限も守らない」 といった不満を抱いているそうです。ただ、これには日本人マネージャー側に問題がある場合が多いそうです。問題となるのは「指示の伝え方」で、多くの日本人マネージャーの伝え方は

  1. 伝わりにくい言葉を多用する
  2. 伝わりにくい話し方をする
  3. 言わなくてもわかっていると思う

の3パターンになるそうです。ここが外国人労働者とのコミュニケーションの阻害要因となるとのことで、これを改善する必要があるということです。

まずは「伝わりにくい言葉を多用する」から。ここで言う「伝わりにくい言葉」とは、あいまい言葉、カタカナ言葉、専門的すぎる言葉の3種類だそうです。あいまい言葉とは、例えば「例の報告書」「できるだけ早く」「キリのいいところで」といった、日本人なら当たり前のように使っている表現です。実際、古来から日本人は大切なことをぼやかして伝えることがありますね。しかし、外国人からすれば、「どの報告書なのか?」「何日、何時までになのか?」「どの時点で、なのか?」となり、重要なところがわからないままとなり、仕事の進行に支障をきたすのです。
カタカナ言葉も意外と落とし穴になるそうです。カタカナ言葉と言うと、「外来語じゃないの?」と思われがちですが、和製英語なんかも混じっています。これが厄介ですね。しかもそもそもカタカナ言葉は「日本語に置き換えるのが困難な言葉を音的にカタカナで表現している言葉」だそうで、根本的な問題で、その言葉の本質を理解していないことを表しているんですね。なので、これまたあいまい言葉になって、意味が通じていないことがあるそうです。
それと専門用語の多用も問題となるようです。「専門用語くらい覚えておけ」と思うかもしれませんが、本当の意味での専門用語(Technical Term)ならいいですが、業界固有(または社内固有)の言葉を使われても、「それはどういう意味ですか?」となって、やはりコミュニケーションの阻害要因となります。
(元記事では「サッカー」という、コンビニエンスストアで使われる言葉が例として挙がっていますが、業界以外の人間にとっては、十中八九、球技の「サッカー」を思い浮かべますよね)

続いて「伝わりにくい話し方」。これは「無表情」、「ボソボソと話す」、「滑舌が悪い」が当てはまります。「無表情」以外は音に関するものですね。まあ、日本人でもボソボソと話されたり、滑舌が悪い話し方だと意図を汲み取りにくいですよね。また、日本人は感情を表に出すのが苦手と言うか、あまり表情に出さないので、これらに加えて無表情で話されると外国人にとっては、「何を伝えようとしているのか分からない」となるようです。
こうした話し方も改めなければなりませんね。
そして、最後に「言わなくてもわかっていると思う」。これが最悪です。日本人の場合「空気を読む」といいますか、1を聞いて10を知ることが、当然のごとく求められています。しかし、こんな指示系統が罷り通るのは日本ぐらいだそうです。そんなガラパゴスな考え方ですから、外国人が日本人と会話する場合は「日本人とうまくコミュニケーションするには“テレパシー”が必要だ」と思われているそうです。

さて問題点を3つ挙げましたが、これを改善するのは当然のことですが、長らく身に染み付いたものを急に治すというのも大変なことです。そこで、よりよくコミュニケーションをとるために、以下のことを心がけてみましょう。
まずは、重要なことは最低3回繰り返す。国際的に見て、日本人の1日あたりの会話量は少なく、中国人やアメリカ人の約半分だそうです。この一因として、指示を繰り返さず、おまけによく端折る言い方をする、というのがあります。日本人同士の場合は、「言わなくてもわかっていると思う」原理が働くので、なんとかなることもありますが、外国人相手に話す場合はそういう訳にはいきません。ましてや、仕事に必要なことですからきちんと伝えなければなりません。ただ、3回とも同じように話すのではなく、多少いい方を変えながら3回言うことが良いそうです。日本人の部下に言ったら相当煙たがられそうですが、外国人の場合は、これくらいくどい言い方をしても、まったく問題ないそうです。
続いて、言葉の量は5割増しで。指示内容のボリュームとしては、日本人相手に「5割増しくらい」がちょうどよいそうです。どのくらいの分量で話すかは、元記事に例文が載っていますので、そちらを参照してください。また、仕事内容の理由と目的も告げ、イエスとノーをはっきりさせるのも重要。これもしっかり盛り込まないと、外国人部下に仕事を放置されるリスクが出てきます。
最後に、口角は2割アップ。これは「伝わりにくい話し方」にあった「無表情」に対する回答ですね。実際には、口角2割アップ目じり2割下げ少しだけ歯を見せるのがコツだそうです。また、この話し方には、滑舌も改善されるという副次効果もあるそうです。

しかし、外国人相手のコミュニケーションの取り方として紹介されていますが、これって、外国人に限らず、日本人同士でもやるべきことだと思いますね。早い話が「会話といえども、手を抜くな」といったところです。「何を伝えたいか」をはっきりとさせずに話すのは、そうしなければならないことに対する「手抜き」ですからね。
まあ、こうしたことを肝に銘じて、外国人労働者の方々と円滑に仕事を進められるように、きちんとしたコミュニケーションを取るようにしましょう。

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