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2019年9月 3日 (火)

すき家と松屋、10/1以降も税込価格は統一

さて、来る10/1には消費税増税が予定されており、小売店などでは色々と対応を進めているかと思います。
今回の税率改定では、軽減税率制度が導入され、飲食店では、店内で食事をした場合は10%の消費税、持ち帰りをした場合は8%の消費税と買い物の仕方で税率が異なるという、飲食店業者や消費者を混乱させる仕組みとなっております。そんな改定税率への対応で、大手牛丼チェーンのすき家と松屋は10/1以降も税込価格は同じにすると発表がありました。
すき家のニュースはこちら
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すき家では、現在、牛丼の並盛を1杯350円(税込)で提供していますが、10/1以降も税込価格は350円で提供するとのこと。これにより、店内で食事をする場合は本体価格が319円に対して消費税が31円、持ち帰りにした場合は本体価格が325円に対して消費税が25円となります。
一方の松屋ですが、松屋は首都圏の1都3県で提供している「プレミアム牛めし」(並盛)が税込価格が380円、通常の「牛めし」が税込価格が320円と据え置きになります。そのため、プレミアム牛めしは店内で食べる場合は本体価格346円、持ち帰りの場合は本体価格が352円となります。通常の牛めしも店内価格は291円、持ち帰り価格で297円となります。なお、松屋の場合は、牛めし以外のメニューについては価格改定を考えているとのこと。

ラーメンに代わって、「大衆食」となった牛丼、今回のお値段据え置きという対応は、消費者にとっては朗報ではないでしょうか。

気になるのは、牛丼で据え置いた分のしわ寄せがどこにどう出るかと言ったところでしょうか。
元記事を見る限りは、どちらも牛丼以外のメニューで採算を採ろうとしているような気がします。後は分量に出てくるかなぁと言ったところでしょうか。ただ、松屋は元記事の書きっぷりからすると、分量は変わらなさそうですね(店内での飲食が実質値下げになると言ってますから)。すき家は不明です。ただ、店内と持ち帰りとで分量を変えるとなると、店内のオペレーションが煩雑化するので、変わらずなのかなぁと(変わらないでほしいという願望が強いですが)。

まあ、何にしても、税率改定はやってくるので、改定後の消費活動は考えていかないといけませんね。

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