セルフレジ
小売店舗のセルフレジ導入が進んでいますね。キャッシュレス決済の推進と人材不足解消策との相乗効果で広がりつつある感じがします。
しかし、そのスタイルも様々で、店舗によってシステムは大きく異なります。私が見たところ、ローソン、ファミリーマート、ユニクロ/GU、サミットがセルフレジを導入しています。それぞれの店舗のセルフレジのシステムを紹介しながら、使ってみた感想を書いてみようと思います。
まずはローソンから。ローソンのセルフレジは通常のレジと兼用になっています。これは去年から導入されたレジがそのような設計になっていて、あの大型パネルを使った操作になっています。決済の流れは、1.決済サービス(電子マネー、バーコード決済)を選択、2.商品のバーコードをスキャン、3.ポイントカードがある場合はポイント付与(カード読み取りかバーコードスキャン)となっています。
使ってみた感想ですが、レジの操作はそれほど手こずることはなく、すんなりと進められます。スキャナはハンディスキャナーで、商品バーコードに近づけてスキャンします(それも結構近めで)。レジの操作はまあいいのですが、物品配置等が使い勝手が悪いですかね。通常レジと兼用になっているのですが、客側にすべてが向いているので、レジ袋等の配置が乱雑になりがち。レジ袋も束になったものがそのまま置かれているのですが、静電気でくっついてるので、取りにくいです。一応、「指濡らし」が置いてあるのですが、位置が固定されていないので、使いやすい位置にあったり、なかったりして使い勝手が悪いです。朝の出勤時なんかに利用すると、並んでいる人のプレッシャーを感じますね。
続いてファミリーマート。ローソンと打って変わって、専用のシステムになっています。なので、配置も通常レジとは別になってることが多いのではないでしょうか。大型のタッチパネルに据え置きのスキャナを一体化させたシステムになります。決済の流れは、1.ポイントカードの選択、2.商品バーコードのスキャン、3.決済方法の選択となっています。大きな違いはスキャナですね。据え置き型の大きめのバーコードスキャナなのですが、スキャンの精度も高めなのか、ハンディスキャナーと違って、結構離れていてもきちんとスキャンしてくれます。
使ってみた感想ですが、かなり使いやすいですね。大型の据え置きスキャナで、感度もいいので、バーコードスキャンもやりやすいです。なんせ、スキャナの前に商品のバーコードをかざすだけですからね。しかも、スキャナに近づける必要もないですし。そして物品関係。これは店舗にもよるかもしれませんが、専用に設置しているからか、「お客様に使いやすい」配置になっていると思います。ローソンと大きく違うのが「レジ袋」の配置。ローソンは棚の上に置きっぱなしなのですが、ファミリーマートは専用のハンガーを用意し、そこにレジ袋の束をぶら下げています。おかげでレジ袋のサイズも一目瞭然となり、使いたいレジ袋が選びやすくなっています。さらに吊り下げられていることで、レジ袋が取りやすくなっています。これが結構ありがたい。ローソンも見習ってほしいですね。
ついで、ユニクロとGU。グループ会社なのでシステムも一緒です。先述のコンビニ2社と違って、システムも大型。決済の流れも、1.商品を読み取りボックスに入れる、2.合計金額を確認し、決済方法を選択、とコンビニと違って、かなりシンプル。ユニクロ/GUの場合は、RFIDが商品に付いているので、簡単にスキャンができるのが長所ですね。
最後にスーパーのサミット。ここのセルフレジは、上記3社のシステムと比べると「半セルフレジ」といったシステム。セルフになるのは決済だけで、商品のスキャンは店員さんが行います。決済だけなので、決済方法を選ぶだけ。
サミットもバーコード決済を始めていますが、バーコード決済の場合は店員さんがスキャンして決済します。
とりあえず、知ってる範囲の4社のシステムを紹介しました。各社とも独自となっていますが、初めは戸惑うかもしれませんが、すぐに慣れるかと思います。コンビニの場合はスペースの都合もあるかと思いますが、もう少しレジ用品周りが整備されるといいかなと思います。
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