サミットストアとコモルピア、全レジでスマホ決済可能に
スーパーのサミットストアと系列店で衣料品を扱うコモルピアは、全店舗のすべてのレジでスマートフォンによるバーコード決済に対応したと発表しました。
#元記事はこちら。
サミットでは、2019年の9月からバーコード決済には対応していましたが、対応レジが限られていました。今後はサミット全店117店舗、コモルピア全店43店舗のレジが対応することになります。
ちなみに対応するバーコード決済は、PayPay、LINE Pay、メルペイ、d払い、au PAY、J-Coin Pay、ゆうちょPay。
うちの近所にサミットがあるのですが、確かに導入当時は一部のレジでの対応でしたね。とは言っても、レジにリーダーを固定しているのではなく、アプリが組み込まれたタブレットで読み取る方式だったので、タブレットを持ち歩けば、どのレジも対応できるようになっていました(但し、原則は対応レジは固定。つまり端末はそのレジに置いておくやり方)。
これでお客さんの利便性も上がりますかね。
で、私ですが、一度もサミットでバーコード決済を使ったことはありません。最大の理由は「サミットポイントとの二重取りができない」ことです。
サミットには独自のポイントカードサービス「サミットポイントカード」がありまして、買い物金額により、200円に付き1ポイントが付与されます。ポイントは1ポイント=1円で、1ポイントから利用することができます。また、このポイントの最大の特徴は「10,000ポイント貯まった時点で現金1万円に交換する」というものです。現金に交換してくれるというのは、やはり魅力的ではありますね。
ただ、このポイント、「決済における付与は現金決済のみ」なんですよ。つまり、現金以外での決済(クレジットカードや、Suicaなどの電子マネー、そして今回のバーコード決済)ではポイントが付かないんですね。10,000ポイント貯まった時点で現金交換と現金が絡むからでしょうか。
まあ、ただ、電子決済の場合はポイントが全く付かないかというと、そういうこともなく、以下の2方法で貯めることができます。
- マイバッグ持参による、レジ袋不使用時
- サミットアプリに発行されるクーポン利用時
1の「マイバッグ持参による、レジ袋不使用時」は以前から実施されており、レジ袋を使わない場合は2ポイントが付与されます。2の「サミットアプリに発行されるクーポン利用」は最近(とは言っても、去年か一昨年辺りから)になって出てきたポイント付与方法で、スマートフォンにインストールすることで利用できる「サミットアプリ」内にクーポンが発行されます。クーポン対象の商品を購入すると、商品に応じたポイントが付与されます。商品によりまちまちですが、平均して10~20ポイント得ることができます。まあ、クーポン対象商品の買い方次第では、お買い物ポイントよりも多くのポイントを得ることができます。
今、ポイントを扱うほとんどのショップでポイントの多重取りが普通になっている中、この制度はちょっと残念な気がします。
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