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2020年4月30日 (木)

米キャノン、一眼レフカメラをWebカメラにするソフト公開

米キャノンは、キャノンが販売する一眼レフカメラをWebカメラとして活用できるユーティリティソフト「EOS Webcam Utility Beta」を公開しました。
#元記事はこちら

名前に「EOS」とありますが、その名の通り、同社の「EOS」シリーズはもちろんのこと、「Powershot」シリーズの一部にも対応しているそうです。ソフトは現在のところWindows版しか開発されていませんが、他のOSについては開発の可能性があるとしています。
使い方は簡単で、ソフトをインストールしたPCに「EOS」(もしくは「Powershot」)をUSBケーブルで接続するだけ。これだけでカメラをWebカメラとして認識します。カメラ専用機で撮影するだけあって、ビデオ会議ツールなどでは高画質の画像を送信することができます。

今回このソフトを公開したのには、新型コロナウィルスの影響があってのこと。これにより、全世界的に在宅勤務を行う企業が増えていることで、Webカメラのニーズが高まってのこと。
キャノンは、今回のソフト公開はアメリカ法人が独自に開発したものであるため、日本を含む、他の地域での動作については保証していないそうです。ただ「人柱」になってくれた人はいたようで、Twitter上では日本モデルでも動作したとの報告が上がっています。なお、ソフトが対応する機種については元記事に一覧としてまとめられていますので、興味のある方はそちらでご確認ください。

日本でもテレワークの急速な普及で、Webカメラが入手困難な状態となっております。そうした状況は世界でも同じなのですかね。なので、「同じ画像を撮る装置」であるデジタルカメラをWebカメラ代わりにすることができるソフトが出たことは、(キャノンユーザーに限りますが)カメラを趣味(もしくは仕事)にしている人にとっては朗報ではないでしょうか。

ビデオ会議などではある程度は画質が良い映像を送りたいものですが、Webカメラと比べて遥かに高精細な画質を得ることができるので、敢えてWebカメラを買っていなかった方が「勝ち」なところはありますね(笑)。ただ、無駄に高画質過ぎますが。

今回、一眼レフカメラをWebカメラとして使えるソフトを純正メーカーが作ったわけですが、もっと身近なデジタルなカメラであるスマートフォンをWebカメラにするアプリ(とPCにインストールするソフトのセット)もあります。私はAndroidユーザーなのでAndroidのアプリだけの紹介になりますが、「iVCam」(これはiOS版もあります)と「DroidCam」がそこそこ使えますかね。
一応、私は両方使ってみました(というか、両方入れてみた)が「iVCam」が一歩リードしてますかね。ただ、何故かPCに「iVCam」単独でインストールしただけではWebブラウザからはWebカメラとしては認識されなかったですね。ChromeではWebカメラとして見えているようなのですが、実際には使えなかったです(FirefoxではWebカメラとしても認識せず)。で、その後に「DroidCam」をインストールしたのですが、これで初めて「iVCam」越しに接続されたスマートフォンをWebカメラとして認識し、Webブラウザでも使えるようになりました。「DroidCam」はフリー版だと背面カメラしか使えないのですが、有償版にすると、液晶側の正面カメラも使えるようになります(また、HD画質の映像を送ることもできます)。
スマートフォンをお持ちで、火急的にWebカメラが必要となられた方は利用する価値はあると思います。
(ただ、ビデオ会議ソフトは「Zoom」等に代表されるように、スマートフォン単体でも使えるものもありますので、頑張ってPCで使えるようにするよりは、多少使い勝手は犠牲になりますが、スマートフォンだけで利用する方がいいかもしれません)

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