Kindle Fire、Androidタブレット化
さてこの記事で紹介したように、Amazonのタブレット「Kindle Fire HD 8 PLUS」を購入しまして、そこそこに使っています。先月、法事で帰省した際にも持ち帰り、道中で「デキる猫は今日も憂鬱」の第1巻を読んだりしました。
一応、Kindle本を読むことに割り切って使っているのですが、家での使い方にも色々と幅が出てきまして、アプリを使って機能拡張を考えるのですが、悲しいことに、アマゾンのKindleアプリストアで扱っているアプリはかなり貧弱と言いますか、取扱数が全く少ないんですよ。そして低評価のものが多く、「物足りない」というか、「全然使えない」というのが正直な感想です。
業を煮やし、ついにKindle Fireの「Androidタブレット化」を実行しました。前々から知っていて、「本当に困ったら実施しよう」と思っていたのですが、思った以上に早く実行することになりました。Kindle FireをAndroidタブレット化するのは結構有名な話で、検索すれば方法をまとめた記事を見つけることができます。今回私は「HYPER GADGET」に掲載された「Fire HD 8 PLUS/8にGoogle Playストアを5分で入れる超簡単な方法!使えるアプリが激増するぞ!」を参考に実施しました。
まずは一読し、まずは4つのapkファイル(Androidアプリ形式のファイル)をダウンロード。そして、注意書きにあるように、SDカードをアンマウント(取り外し)してから、ダウンロードした順にapkファイルをインストールしました。すべてのapkファイルをインストールすると、ホーム画面上にGoogle Playストアのアイコンが現れました。引き続き、アイコンをタップし、Googleアカウントを設定。アカウントの認証が完了し、Kindle FireでもGoogle Playストアを利用することができました。
インストールしたapkファイルは、Google PlayストアとGoogleアカウントに関するもの。そのため、これらを入れることでGoogle Playストアが使えるようになり、豊富なAndroidアプリが利用できるようになります。Googleアカウントに関するものもあるため、これまで利用ができなかったGoogleサービスも利用できるようになります。例えば、私がスマホでも使っているファイラーアプリ「X-plore」というものがあるのですが、Androidタブレット化する前はクラウドストレージのリストにGoogleドライブが現れなかったのですが、Androidタブレット化したことでクラウドストレージのリストに現れてGoogleドライブを選ぶことができるようになりました。しかし、これだけではAPIが無いため使えず、さらにGoogleドライブをインストールすることで「X-plore」でもGoogleドライブが使えるようになりました。
Google Playストアをインストールしたことで、Googleアプリ(Gmail、Googleドライブ、Googleカレンダーなど)がインストールできるので、Androidスマホやタブレットと同じ操作感や同じアプリで統一して利用することができるようになります。
しかし、アマゾンは何故Google Playストアを排除しての販売にしているのでしょうね。まあ、提供サービスでいくつか競合するものがありますので、それを憂慮してですかね。しかし、それがKindleの良さを活かしてないような気がしますね。「Fire OS」とは言っても、ベースはAndroidなので、動作するアプリはAndroidアプリなのです。そのため、Google Playストアと同じになるというのは避けられない現実です。その上で、候補を絞って提供しているわけですが、人によってどのアプリがいいとか悪いとかは違うので、変に絞らなければいいのにと思ってしまいます(現に、ほとんどのアプリの評価はかなり低いですし)。ここはアマゾンも姿勢を変えた方がいいのではと思いますね。
(思い切り振りきって、独自OSになったら、それも考え物ですが)
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