ヤマハ発動機、「SR400」の国内生産を終了
ヤマハ発動機は、空冷4ストローク単気筒SOHCエンジン搭載車「SR400」の日本国内向けの生産を終了したことを発表しました。
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1978年に初代モデルが発売されて以来、42年もの長きの間、愛され続けたバイクになりますね。カラーリングやエンブレム等、細かな個所の改修はされるものの、基本的なデザインは42年間変わっていないモデルです。それ故、クラシカルなデザインであり、そこがまたファンを魅了していたのでしょう。
また、400ccクラスでは珍しく単気筒エンジンを搭載したモデルでして、「タッタッタッタッ」という小気味よいエンジン音は、「おっ、SRか」と分からせてしまう程、特徴的でありました。
昨今のモデルでは珍しく、初代から「キックスターター」方式を守り通したモデルでもありますね。今ではオンロード車のほとんどが「セルスタータ」方式(右ハンドルにあるスイッチを押すことで、セルモーターでエンジンを起動させる)ですが、キックレバーを踏み込むことでシリンダーを動かしてエンジンを始動させるという、昔ながらのスタート方式でした。「疾風伝説 特攻の拓」という漫画で、途中で出てくる天羽=セロニアス=時貞というキャラクターが、主人公である浅川拓に「悪魔の鉄槌」(ルシファーズ・ハンマー)と呼ばれるチューンドエンジンを搭載したSRを遺品として託すのですが、拓がこの「悪魔の鉄槌」に火を入れる(=初始動させる)シーンはいまだに覚えてますね。キックスターターでなければあの「異質さ」は表現できないですからね。
この生産終了を記念して、「SR400 Final Edition Limited」と「SR400 Final Edition」の2モデルが発売されます。「SRらしさ」を色濃く残したモデルで「有終の美」を飾るようです。
でも「名車」が作られなくなるというのは哀しい話ですね。
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