Adobe、「Brackets」のサポートを9月1日に終了
Adobeが開発したオープンソースのプログラミング用エディタ「Brackets」のサポートが、今年の9月1日に終了することが発表されました。
#元記事はこちら。
2014年にメジャーバージョンがリリースされてから7年経ったところで終了となります。一応、C/C++、Java、Perl、Ruby、Python、VBScriptにも対応しているプログラミング用テキストエディタですが、HTML、JavaScript、CSSといったWeb関連の開発に特化されたエディタとして認識されていますかね。
オープンソースということで、Windows、MacOS、Linuxといった環境で利用できるエディタ。また、Adobeが開発しているということで、Photoshopで作成したカンプからHTMLを起こすのを容易にするために、PSDファイル(Photoshopで編集したファイル)から写真・ロゴ・デザインスタイルを抽出することができる「PSDレンズ」という機能をサポートしていたり、Dreamweaver(Adobe製のWebオーサリングソフト)のHTMLコードエディタに流用されたりと面白い一面があったりします。
なお、今回のサポート終了に際し、パートナー関係にあるMicrosoftが開発している「Visual Studio Code」への移行を勧めています。「Visual Studio Code」も拡張機能を追加することで様々な機能を使用することができますので、拡張の仕方によっては、「Brackets」の代わりを果たすことができるかもしれません。
また、オープンソースで開発されているということで、「Brackets」のソースがGitHubに公開されています。これを入手して、保守・開発を進めるといったことも可能です(そこがオープンソースのいいところ)。
でも、先述したAdobe関連に特化した機能が使える(とんがったところがある)エディタの開発が止まってしまうのはもったいないですね。「我こそは!」と腕に覚えのある方は、ぜひメンテナーになって開発を継続されてみてはいかがでしょうか。
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