COCOA、Android版アップデート
厚生労働省は、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」のAndroid版の最新バージョン1.2.3を、本日21日より提供開始しました。
#元記事はこちら。
ご存じの通り、COCOAは昨年9月のアップデート(バージョン1.1.4)以降、接触が正しく通知されないという不具合が確認されており、今年の2月のアップデート(バージョン1.2.2)でその問題を解消しました。しかし、他に問題があり、1日に1回、アプリを再起動しないと正しく通知されないという状況になっていました。今回のリリース版は、その不具合を解消したものになります(つまり、1日1回のアプリの再起動が不要となりました)。また、この他にも安定性を向上させるための改善が施されているそうです。
今回、Android版がアップデートされましたが、一つ注意があります。アプリの問題ではないのですが、Android端末の大半は、OSのバージョンや機種により、電池消耗やデータ通信量の削減等を目的とし、バックグラウンドでのアプリの稼働を停止する機能を備えています。この機能が有効になっている(COCOAが停止対象となっている)と感染状況の通知ができなくなることがあり得ます。そのため、厚生労働省では、Androidのこの機能の設定の見直しを呼び掛けています。具体的には、「バッテリーセーバー」「電池の最適化」「省電力モード」「省エネモード」「節電モード」等の省電力機能の対象からCOCOAを外す、または電池残量が少なくなった場合のみに省電力モード等に切り替わるように設定するよう呼び掛けています。
また、今回のバージョンのテストの過程で、Samsungの「Galaxy A41」については機種固有の不具合が検出されており、引き続き1日1回のアプリの再起動を求めています。
2月のリリースでは「条件付き」となっていましたが、ようやく「対策完了」となりました(まあ、「Galaxy A41」はダメだったみたいですが)。
しかし、COCOA開発においては、ずさんなプロジェクト管理が明るみに出ましたね。人の健康(場合によっては命にも)に関わる製品なのですから、そういうことを肝に銘じて開発に当たって欲しかったですね。
(正直、「わからないから」と丸投げするなんて、責任感が丸っきりないですよね。まあ、責任をとりたくなかったんでしょうけど。議員はおろか、閣僚なども含めて、まるっと入れ替えて欲しいわ。ちゃんと社会の事を考えて行動する人たちに代わって欲しいね)
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