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2021年5月 8日 (土)

「Vine Linux」リリース終了

去る5月4日に、「Vine Linux」のリリースが終了したことがアナウンスされました。
#元記事はこちら

「Vine Linux」は1998年に初版がリリースされた、Linuxの国産ディストリビューションの1つ。この頃は、色々なLinuxディストリビューションがリリースされていた時期で、「Vine Linux」も数少ない国産ディストリビューションということで、国内での支持を多く集めていました。
最後のリリースとなったのは、2017年4月にリリースされた「6.5」。更新は2018年1月を最後に止まっており、もはや安全に利用できる状態ではありませんでした。
今回のリリース終了を宣言するきっかけとなったのは、「リリース版についてメンテナンスする人も、したいと思う人もいない」だそうです。確かに、メンテナーがいなければ続けることは困難ですからね。
なお、開発版にあたる「VineSeed」の開発は今後も続けるそうです。

日本語環境を必要とするユーザーに絶大な人気を誇ったディストリビューションですが、FedoraやUbuntuと言った初心者でも扱いやすい(多国語対応なので、当然、日本語も扱える)ディストリビューションが出てきたので、そちらの方にユーザーを持っていかれた感じですね。

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