「アタック25」、9月一杯で終了
毎週日曜日のお昼13時25分に好評放送中のクイズ番組、「パネルクイズ アタック25」が今年の9月一杯で放送を終了することが発表されました。
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1975年4月の番組開始以来、46年間もの長きに渡り、日曜のお昼を沸かせたクイズ番組の中での長寿番組が、その歴史に幕を下ろします。
特に視聴率が低迷しているということは無く、長寿番組らしく世帯視聴率は安定しているが、テレビ離れが進む若年層の視聴率が伸び悩んでいるため、「新たな視聴者層を開拓する必要がある」と今回の番組終了の理由が説明されました。
「パネルクイズ」の名の通り、単なるクイズ解答だけではなく、オセロの要領の陣取りゲームの要素も取り込み、単なる正答率だけでは勝利できないという趣向を凝らしたクイズ番組でした。また、番組開始から36年間の長きに渡って司会進行を務めた、俳優の児玉清さんの「アタックチャンス!」(と言葉とともに、決め顔で軽くガッツポーズをとる仕草)が数々のバラエティなどにも取り上げられ、数多くの人々に愛されていました。
児玉さんの死後、制作局である朝日放送のアナウンサー、浦川泰幸アナウンサーが2代目を務め、現在は俳優の谷原章介が3代目総合司会を務めています。
回答者の応援団もスタジオで声援を贈るというスタイルで、アットホームな番組でしたね。
しかし、もっと驚いたことがあります。この「アタック25」が終了すると、視聴者参加型のクイズ番組というのが、現在フジテレビで土曜日の19時に放送されている「99人の壁」だけになるのだそうです。クイズ番組(というか、クイズバラエティ)は今でもたくさんありますが、そのほとんどが回答者が芸能人なんですね。これも制作費の削減が影響しているんですかね(参加者に対する賞金が削られている)。こういったところも「テレビ離れ」に繋がっているんじゃないかなぁ。
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