カップヌードル、蓋止めシール廃止へ
カップヌードルでおなじみ日清食品は、そのカップヌードルに付いている「蓋止めシール」を廃止することとしました。
#元記事はこちら。
「蓋止めシール」は御覧の通り、プラスチックを使用しています。これからの環境問題を踏まえ、この「蓋止めシール」を廃止するわけですが、何と、年間で33トンのプラスチック使用量を削減できるということです。あんなに小さなシールですが、「塵も積もれば何とやら」と言った感じで相当な量となりますね。
シールを廃止する代わりに、蓋を止める工夫として、蓋の明け口(まあ、ベロですね)を二つにし、二か所で止めることでめくれ上がりにくくするそうです。この「新しい蓋」は6月から登場で、順次入れ替えていくそうです。
この蓋止めシール、1984年から付いていたんですね。本来の目的は、包装フィルムを剥がしやすくするためだったそうですが、そのまま蓋止めに再利用できるという副次効果があり、そっちの方が広く認識された感じです(確か、最初は紙のシールだった気がする。そこにバーコードが印字されてたんだよね)。
でも、日清食品はこの蓋止めシールはカップヌードルにのみ採用していましたね。「どん兵衛」とか他の製品には無いですもんね。
しかし、この蓋止めシールを以てしても隙間は空いてしまうんですよね。なので、しっかりと蓋を覆う重しが必要でしたね。
どん兵衛はやかんを使うと再圧着できるんですよ。沸かした後のやかんの底は、直火が当たっているのでかなりの高熱です。その熱を利用して剥がし口をなぞっていくと再圧着できるんですね(カップヌードルと違って発泡スチロールの容器なので)。
小さな変化ですが、これでプラスチック素材の使用を削減できることはいいことですね。
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