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2021年11月23日 (火)

ガンプラ「旧モデル」が

Twitterの方に投稿したのですが、今日ヨドバシAkibaに行ったところ、ガンプラの「旧モデル」がドンと入荷して、積まれていました。

 

正直驚いた。まさかまだ金型が残っていて、作っていたとは。

しかも、不良在庫というわけでもないんですよね。今、プラモデル(と言うか、立体物全般かな)を出しているブランドが「BANDAI SPIRITS」になっていて、ロゴも従来のからスカイブルーに変わっているんですね。パッケージデザインを見ると、ちゃんとそれに変わっているんですね。つまり、まだ作っている(もしくは再販した)というわけですよ。
それ以外は、出した当時のデザインのままでして、「ベストメカコレクション」のシリーズ名まで残っていました。価格はさすがに当時のままというわけにはいかないのか、消費税の分を加味した価格から若干割り引いた価格になっていましたね(当時、1/144ガンダムのキットが300円だったのですが、販売価格が317円でした。消費税を加味すると330円になるので、その価格から割り引いてるのかなと)。ジオング以外は出た当時は300円のキットなので、みな317円だったのかな(他の価格は見なかったので)。

しかし、今時、旧モデルを買う人がいるのだろうか?懐かしさのあまり買う人はいるのかな。
今ではシステムインジェクションでパーツ毎に色が付けられており、改めて塗装をする必要は無かったりします。また、スナップフィットキットで接着剤いらずなんですよね。パチ組みでも、かなりイメージに近い仕上がりになるようになっています。
しかし、旧モデルはこうではないんですよね。成形色は1色だけで、自分で色を塗る必要があります。しかもシールも無いので、目も塗らなければならないんですよ。またスナップフィットキットではないので、分割されたパーツを接着剤で接着する必要があります(まあ、その接着剤もキットの中にあるのですが。あ、でも今は入れてるのかな?)。

今のガンプラと比べると、かなり手間がかかりますね。さらに当時のキットの特徴を言えば、

  1. ガンダムの肩パーツの組み上げが面倒(失敗すると動かなくなる)
  2. ザクの足首が曲がらない
  3. 股関節が横方向に動かない

ですかね。
1は今では関節部分はポリキャップで構成されており、後嵌めができるようになっていますが、旧モデルの頃にはポリキャップなど無く、すべてプラパーツで構成されているんですね。で、ガンダム(とザクもだったかな)の肩パーツは胴体パーツに繋げるダボ軸に胴体パーツに着けるためのリングパーツを通し、さらに抜け止めのパーツを付けてそれを接着剤で固定するんですね。そして、リングパーツに接着剤を付けて胴体パーツに着けなければならないので、接着剤を着け過ぎると関節が固まってしまい、動かせなくなるんですね。
2はザクの旧モデルでは、脚(脛とふくらはぎ)と足首が一体成型されていまして、結果として足首が動かないんですね。
3は、今だと股関節のパーツは複数のパーツで構成されていると思うのですが、旧モデルでは一個のパーツだったんですね(後々、2個のパーツで構成されたものも出ましたが)。中心軸の可動部分が無いので、脚が横に広げることができなかったんですね。

まあ、旧モデルを見ると、どれだけ今のガンプラ(というか、バンダイのプラモデル全体)が進化しているかというのがわかります。そういった意味では、こうした旧モデルを買ってみるのも価値はあるのかなと思えたりします。

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