「仮面ライダー BLACK SUN」、キャスト発表
「仮面ライダー」が誕生して50年。現在テレビで放映されている「仮面ライダーリバイス」を含め、周年記念の企画が用意されています。その中の一つに「仮面ライダー BLACK SUN」がありますが、本日、メインキャストが発表されました。
#公式サイトのニュース発表はこちら。
リブート作品ではありますが、主要キャラクターは変わらず、南光太郎(ブラックサン)と秋月信彦(シャドームーン)の二人。その二人を演じるのは、
- 南光太郎(BLACK SUN):西島秀俊
- 秋月信彦(SHADOW MOON):中村倫也
と、意外にも第一線で活躍されている名優です。
また、「仮面ライダー BLACK SUN」のキービジュアルと愛車、バトルホッパーも発表されました。キービジュアルでの「BLACK SUN」は1987年放映当時の「仮面ライダーBLACK」から一新され、「異形の戦士」、「ダークヒーロー」的なデザインとなっております。どことなく「魔王」感がありますね。元々、「仮面ライダーBLACK」と「シャドームーン」は怪人たちの頂点に君臨する「創世王」の候補という設定ですので、ヒーロー然としたデザインよりはこちらの方がしっくりとくるところはありますね。
(原作コミックでも「バッタの怪人」といったデザインでしたし)
愛車のバトルホッパーも、「仮面ライダーBLACK」では正にバッタの「バイクの能力を持った生命体」といった感じでしたが、「マッシブなマシン」といったデザインで、骨太な感じとなっております。
こうなると、「仮面ライダーSHADOW MOON」がどのようなデザインになるかが気になります。元々は両者とも姿形は似通ったものなのですが(原作コミックでも姿には大差なし)、「仮面ライダーBLACK」ではブラックサンが生物的なデザインであったのに対し、シャドームーンはメカニカルなデザインとなっていました。
その他、続報が楽しみですね。
しかし、キャストを見て驚きました。こうなると、細かい設定についてはかなり変えてくるのかもしれませんね。例えば、南光太郎と秋月信彦は二十歳の誕生日を迎えた日にゴルゴムによって「創世王」候補の「ブラックサン」と「シャドームーン」に改造されるわけですが(本来なら、その後、「創世王」となるべく対決することになるのですが、南光太郎が脱走することで「光太郎v.s.ゴルゴム」の構図になるのですよ)、演者の二人の年齢を考慮すると、原作には無い「時間の流れ」があるような感じですね。
でもやっぱり、主役である二人がテレビドラマでの実績を十分に積んでいる俳優が演じるところが驚きました。まあ近年では、かなりキャリアを積んだ方が「客演」として登場するということはよくあることですが、(配信作品とは言え)主役を演じるとは思いもよりませんでした。そういったことも踏まえて、この作品は「特撮作品」の枠を超えた作品になるのではないかと思います。
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