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2021年12月27日 (月)

HVL-F60RM2購入

12月ということで、冬のボーナスが今年も出ました。それで何を買おうかと考えまして、単焦点レンズかストロボを買おうか迷ってたんですよね。レンズは今持ってるズームレンズで当面は何とかなると思いましたので、ストロボを買いました。それがソニーのクリップオンストロボ「HVL-F60RM2」。

このストロボ、去る12/17に発売されたばかりの最新モデル。ガイドナンバー「60」の大光量ストロボになります。さらには独自の「クイックバウンス」機構でストロボ光をポートレートや風景とで同セッティングで当てることができます。
使ってみたところ、これが扱いやすい。発光モードは「マニュアル」と「TTL」(オート)、「MULTI」(トランスミッタ受信)の3モードがあります。私はトランスミッタを持っていないので、基本は「マニュアル」と「TTL」を使っています。

まずは「TTL」から。純正品だけあり、カメラとの通信により大部分の設定をストロボとカメラ任せにできます。画角と被写体との距離、ISO感度に合わせて発光量も調整されます(マニュアルで自動発光量に対して調整を付けることも可)。画角も「AUTO」に合わせれば、ズームレンズの画角に合わせて自動で変更されます(これは「TTL」ではなく「マニュアル」でも同じ)。
「マニュアル」も基本的には設定項目は同じです。「TTL」との違いは被写体との距離は自分で設定することですかね。ISO感度に関する設定も無いので、それだけ「撮ることだけ」に集中することができます。

正直、去年にα7Cを買ったときに、ストロボもいつかは買い換えようと思っていました(実は買い替えです)。純正にするか、サードパーティ製にするか検討し、純正品を買うことに決めたんですよね。で、このモデルが発表される前は、前モデルの「HVL-F60RM」を買おうと思ったのですが、このモデルが発表され、スペックを見てみると、断然こちらの方が上。しかも価格も安かったので、こちらを選びました。

クイックバウンスにも惹かれたのですが、一番の決め手はマウント接続部。αシリーズは元は独自のクイックシューの形状をしていたんですね(ミノルタ時代の規格を引き継いだので)。ソニーに継承され、「α7」シリーズが出た時に一般的なシュー形状に変更され、汎用的なストロボが、X接点を経由せずに接続できるようになりました。しかし、一般的なシュー形状になったとはいえ、「マルチインタフェース」という、これまたソニー独自のインターフェースを持っており、接続部分が若干余る感じになってたんですよね。そのため、若干不安定で、ロック機構によっては外れやすいという難点がありました。今回、純正品に買い替えたことで、その不安定さも解消、余計なストレスが無くなりました。
それとクイックバウンス機構。ポートレートを主体に撮っていると、この機構が非常に嬉しい仕組み。中光量(ガイドナンバーで30以上)のストロボには大概キャッチライト用のプレートが付いてくるのですが、カメラは基本横向きで撮りますので、ストロボも横向きの撮影にはキャッチライト用のプレートが被写体に向くようになっているのですが、縦に向けて撮影させると、向きの関係上、使えなくなってしまうんですね。しかし、このクイックバウンス機構は、ストロボを横方向にも向きを変えることをできるようにしたことで、キャッチライト用のプレートが利用できるようになります。ポートレートを主体に撮っている方には結構気が利いた機構になっています。

ソニーのαシリーズ持っていて、クリップオンストロボを使おうと思っている方には、購入候補の一つに挙げてもいいモデルかと思います。

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