劇場版「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」
去年、劇場版公開が発表された「機動戦士ガンダム」の1エビソードである「ククルス・ドアンの島」。公開日と主要キャラクターのキャストが発表されました。
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まず公開日ですが、2022年6月3日となりました。監督を務めるのは安彦良和氏。「機動戦士ガンダム」においてはキャラクターデザイン、作画監督を手掛け、この「機動戦士ガンダム」(ファーストガンダム)を再構築した「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の作者でもあります。本作においても、キャラクターデザインも手掛けます(もしかすると、「原案」の形かもしれませんが)。
そして、主要キャラクター(とは言っても、今のところ、ホワイトベースクルーだけですが)のキャストも発表されました。そのキャストは
キャラクター | キャスト |
アムロ・レイ | 古谷徹 |
カイ・シデン | 古川登志夫 |
ブライト・ノア | 成田剣 |
ハヤト・コバヤシ | 中西英樹 |
ミライ・ヤシマ | 新井里美 |
フラウ・ボゥ | 福圓美里 |
セイラ・マス | 潘めぐみ |
スレッガー・ロウ | 池添朋文 |
となっております。
この「ククルス・ドアンの島」ですが、どうも書下ろしに近い感じになるようです。というのも、「THE ORIGIN」にも収録されておらず、「THE ORIGIN」の世界観をベースにしたスピンオフ作品が存在するのですが、それとも違うストーリーだそうです。オリジナル(TVシリーズ)との違いとしては、
- ジャブロー攻防戦の後の話である(オリジナルはジャブロー戦より前の話)
- 任務で立ち寄る(オリジナルは連邦軍僚機の救難信号を察知して訪れる)
- ドアンのザクとガンダムの戦闘がある(オリジナルはドアンと公国側との戦闘後、ガンダムでドアンのザクを海へ投げ捨てる)
といったところですかね。ジャブロー攻防戦の後なので、スレッガーが登場するわけですね。ちなみにオリジナルと時系列的に変わるのは、「THE ORIGIN」で、地球降下後のホワイトベースの航路が大幅に変えられたためです。
そしてキャスト。オリジナルから引き続き登板するのはアムロ・レイ役の古谷徹さんとカイ・シデン役の古川登志夫さんの「レジェンド声優」お二方。ブライト・ノア、ハヤト・コバヤシ、フラウ・ボゥ、セイラ・マスは「THE ORIGIN」からの続投になります(ブライト役の成田剣さんは「ガンダムU.C.」から演じられていますが。後はゲームから引き続きという方もいらっしゃるかもしれませんね)。スレッガーはゲーム「機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE」からの続投ですね。ミライ・ヤシマは「THE ORIGIN」にも出ていたので、本来ならばその時演じた藤村歩さんが続投だったのでしょうが、藤村さんが無期限の休業となられたので新井さんが引き継いだ形となります。新井さんと言えば、「とある科学の超電磁砲」の白井黒子役や「生徒会役員共」の畑ランコなど、ハイテンションな「ギャグメーカー」的な役を演じられることが多いですが、声質的にはオリジナルの白石冬美さんに近いところもありますし、白井黒子の口調はミライ・ヤシマに通じるところもあるので、この配役はハマっているかなと思います。ちなみに、新井さんは「THE ORIGIN」でハロの声も担当しています。場合によってはハロとの兼役もあるのかな?
(オリジナルが作られた時は兼役は普通に行われていましたけどね。セイラさんとハロを井上瑶さんが、ミライさんとキッカを白石冬美さんが兼役で演じられていましたからね)
しかし、テレビで30分で語られたエピソードがどのように大きく変わるのでしょうかね。これは楽しみです。
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