基本情報処理技術者試験、2023年から制度変更
情報処理推進機構(IPA)は、基本情報処理技術者試験(FE)、情報セキュリティマネジメント試験(SG)の2区分の試験制度を2023年4月から変更することを発表しました。
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いくつか変更となったところがありますが、一番の変更は「好きな時期に受験ができる」でしょう。これまでは年に2回(春、秋)試験が行われていましたが、開催時期の制限を無くし、受験者が都合の良い日時を選択できるようになります。
さらに、基本情報処理技術者試験では、これまで150分で行っていた午前試験を「科目A試験」に名称を改め、試験時間も90分に短縮されます。また150分で行われていた「午後試験」も90分に短縮。しかし、問題数は11問から20問に増えます。さらに個別のプログラミング言語(C、Java、Python、アセンブラ、表計算)での出題も無くなり、疑似言語を使った問題となります。
情報セキュリティマネジメント試験は、午前と午後の試験を統合し、合わせて180分だった試験時間を120分に短縮。問題数は53問から60問へと変更となります。
しかし、基本情報処理技術者試験のプログラミングの試験が疑似言語一択となったのが残念ですかね。疑似言語だけになった理由が、
普遍的・基本的なプログラミング能力を問う
ためなのですが、「実践的」という観点ではプログラミング言語での出題はあった方がいいと思うんですけどね(まあ、表計算は無くなってもいいと思いますが)。
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