オンキョー、自己破産を申請
オンキョーホームエンターテイメントは5/13、大阪地方裁判所に破産手続きを申し立て、開始が決定したと発表しました。
#元記事はこちら。
負債総額は約31億円。事業売却等で回復を図ったようですが、いずれもタイミングが悪く、現状打開には繋がらなかったようです。米VOXX Internationalとの協議のうえ、2021年6月に売却が決定しましたが、コロナ禍の影響で手続きが遅延。同年9月に売却は完了したのですが、この3か月の遅延により固定費等で債務が発生。解決が見込めなかったため、オンキョーマーケティングやオンキョーサウンドなどの一部を除く子会社や事業を売却することで解決を図りました。しかし今度は半導体不足の影響で、残る2社も事業継続が困難となり、2022年2月に事業を停止。資金繰りが悪化し、債務の完済ができなくなったことから、今回の破産手続きへ繋がったようです。
オンキョーと言えば、その名の通り、日本では音響機器の老舗でしたので、音響事業の売却のニュースが出た時には驚きましたね。また、パソコン業界でも、PC向けスピーカーやサウンドカードも好評を得ていました(ゲーム向けならサウンドブラスター、音楽向きならオンキョーのWAVIOとも言われてましたね)。
どこか、国内の企業で引き取って継続してもらえたらねと思いますね。
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