サンワサプライ、オートフィルムスキャナ「400-SCN061」
サンワサプライは、最高7,200dpiでフィルムを自動でスキャンできるフィルムスキャナ「オートフィルムスキャナ 400-SCN061」を発売しました。
#元記事はこちら。
パソコンに接続して使用するタイプのフィルムスキャナ。CCDセンサー搭載で、最大7,200dpiの48ビットスキャンに対応します。
使用にはパソコンに専用のソフト「QuickScan Plus」をインストールし、パソコンと本体をUSBケーブルで接続。対応OSはWindows 11/10/8.1/8/7、またはmacOS 12/11/10.12~10.15。
使い方は、パソコンと接続したら本体の電源をON。ネガまたはポジの35mmフィルムのストリップまたはマウントをセットしたフィルムホルダーを本体に挿入。ソフト側でフィルムの種類などを設定し、本体の「スキャン」ボタンを押してスキャンを開始します。スキャン速度の目安は、カラー/傷補正機能を有効にした場合、600dpiで約52秒。3,600dpiで約6分、最大の7,200dpiで約25分でスキャンが完了します。同時スキャン数はフィルムストリップで6枚、マウントフィルムなら4枚までが可能となっています。
画像のファイル保存形式は、JPEG/TIFF/PNG/Windows Bitmap(BMP)から選択可能。階調は、カラーの場合は48ビットまたは24ビット。グレーの場合は16ビットまたは8ビット。
取り込みソフトである「QuickScan Plus」では画像補正が行なえ、自動補正で色味を調整できるほか、「傷ゴミの除去」を有効にすれば、ゴミやほこり、傷の補正機能も使用可能となっています。
デジタルカメラが隆盛の今、フィルムで撮影する機会が昔と比べるとグンと減っていますが、昨今、にわかにフィルムによる撮影も人気が高まりだしています。一度は製造が止まったフィルムも、復刻販売されてきていますね(値段は昔に比べれば倍近くになっていますが)。昔撮ったものもそうですが、昨今、フィルムで撮影した写真をデジタル化する上でも、持っていても損はないかなと。
このスキャナ、かつてキャノンが出していたフィルムスキャナとほぼ同等の機能とパッケージングなので、写真関連ではないメーカーが出している製品としては、かなり本格的な部類に入るかと思います(値段も59,800円と、スキャナの中では高額な設定ですし)。ただ、スキャン開始がソフト側でできないのかが気になるかな。
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