テキストエディタ「Atom」開発終了
GitHubは、同社が開発するプログラミング向けテキストエディタ「Atom」の開発を終了することを発表しました。
#元記事はこちら。
2022年12月15日に全プロジェクトをアーカイブするそうです。開発を終了する理由としては、「Microsoft Visual Studio Code」と「GitHub Codespaces」による、クラウド環境でのソフトウェア開発の信頼性向上に集中するためとしています。
2015年にバージョン1.0がリリースされ、その後もアップデートが繰り返されてきました。しかし、ここ数年は大きな変更も無く、メンテナンスとセキュリティアップデートが主だった変更となっていました。また、クラウドベースのツールが新たに登場したこともあり、Webブラウザで動作する統合開発環境である「GitHub Codespaces」に注力する方針に替えたようです。
実は昨年末から「Atom」には大きな動きがありました。現在のElectronベースの開発ではパフォーマンスの限界にぶち当たるということで、開発スタッフが再設計をするという話がありました(この記事にも書いてあります)。おそらく、こうしたことも背景にあるのではないかなと思います。
「Atom」ユーザーには、廃止日となる12月15日までに代替案を提示するとのこと。後継エディタの登場が全くもって未定ですので、おそらく、アドビが「Brackets」終了時に「Visual Studio Code」への移行を促したのと同じようにするのではないかと思います(似た系統のテキストエディタですし)。
「Atom」のユーザーの方々は、移行の準備を始めた方が良いと思います。
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