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2022年7月11日 (月)

電波時計用リピーター「P18-NTPWR」

電波時計をご存知でしょうか?福島県の大鷹鳥谷山にある送信局と、福岡県と佐賀県の県境にある羽金山にある送信局から送信される標準電波を受信することで時刻合わせをする時計のことです。電波を受信できれば、自動で時刻合わせをするので、手動で時刻合わせをする手間を省くことができます。製品としても掛け時計や置時計、腕時計と幅広くあります。
そんな便利な電波時計ですが、掛け時計や置時計については、設置されている部屋の構造(鉄筋コンクリートのマンションなど)によっては、部屋の中まで電波が届かず、自動的に時刻合わせが行われないこともあります(結果として、手動で合わせることになります)。そんな電波時計のウィークポイントを補完するために、共立電子産業(共立プロダクツ)から「ケイシーズ Wi-Fi式電波時計用リピータ P18-NTPWR」という商品が出ています。
#元記事はこちら

「P18-NTPWR」がどのような製品化というと、自宅のWi-Fiを経由して、インターネット上から時刻情報を取得し、取得した時刻情報を電波時計用の電波として送信するものとなります。
セットアップには電子機器やネットワーク機器の知識が必要とのことですが、ルーターのセットアップをされたことがある(ブラウザを利用してのセットアップ)方であれば問題なくできるのではないかとのこと。まあ、少なくともWi-Fiの設定ができないと使用できませんからね。

もしご家庭で電波時計を使用していて、結構ズレることがあるという方は導入を検討してみてもいいかもしれません。

名前の由来は「NTP(Network Time Protocol)で取得した時刻情報を電波(Wireless)に変換する」と言った辺りでしょうか。
しかし、2万円弱というのは、IoT機器としてはやはりお高めですね。まあ、電波を発信する機能というところが特殊ですからね、そこがコストに結びついているのでしょうか。

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