Firefox、ソース管理をGitに一本化
去る11月6日、MozillaはWebブラウザ「Firefox」のデスクトップ版のソース管理をGitに一本化することを発表しました。
#元記事はこちら。
これまで、デスクトップ版Firefoxのソースファイルの管理は、先述のGitとMercurialの2本立てで行なっていたそうです。しかし、ソース管理の負担が大きくなってきたとのことで、Mercurialでの管理を廃止し、Gitへの一本化を決めたそうです。
GitもMercurialもソースコードのリビジョン管理ツールでして、どちらも「分散型」に分類されるツールです(早い話が、全く同系統のツール)。Gitは「GitHub」などでその名が知られていますが、MercurialはGitに比べればかなりマイナーな感じですかね。どちらも、先述の通り、「分散型」に分類され、大まかなワークフローは同じで、操作感もほぼ同じ感じのツールです。これまでどのような運用をしていたのかわかりませんが、元記事にある移行手順のフェーズ1で「プライマリリポジトリをMercurialからGitへ切り替え」とあるので、これまでは「主:Mercurial」、「副:Git」という感じですかね。また、移行方針に「リポジトリはGitHubでホストする」とあるので、これまではMOzillaでMercurialとGitで両リポジトリを開放していたといった感じでしょうか。そうだとすると、確かに負担がかかりますね。「GitHub」のようなホスティングサービスを使用すれば、ソース管理のリスクヘッジも兼ねることができますので、そういった意味も含めてGitへの一本化となったんでしょうかね。
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