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2024年6月27日 (木)

声優 松野太紀氏 逝去

声優の松野太紀氏が、6月26日に、右大脳出血でお亡くなりになりました。56歳。

特に闘病生活をされていたということも無く、生前にも複数の劇団の演目に出演されていたとのことなので、まさに「急な」出来事でした。また、56歳という若さで亡くなられたということもあり、数多くの方からの衝撃と哀悼の意がSNSを通して寄せられています。
最大の当たり役となるのは、やはり「金田一少年の事件簿」の主役、金田一一でしょうか。特撮シリーズですと怪人役などでチョイチョイ出たりしていましたが、2002年の「忍風戦隊ハリケンジャー」では、中盤から登場する「シュリケンジャー」の声で、初のヒーロー役を演じました。

松野さん、子役時代から活躍されており、同年代の人達と比べるとキャリアが長いんですよね。子役時代は本名の「松野達也」名義で活動されており、声優としてのデビューも10歳の時で、「星の王子さま~プチ・プランス~」で主役の「王子」を演じられました。
私が声優としての松野さんを認識したのは、1982年の「さすがの猿飛」に登場する服部優一郎役ですかね。主役の肉丸君の後輩であり、表面では先輩として敬うように接していながらも、陰では自分の方が実力が上であることを示そうとする、二面性のある少年の役でした。その服部君を演じていた時が中学生なんですよね。当時のアニメ誌でも結構紹介されていたので、「すごい人だな」と思ったことがあります。
また、子役時代は「劇団ひまわり」に所属されていたので、この当時、顔出しでドラマ出演もしていたんですよね。フジテレビの「月曜ドラマランド」内で放映された「転校生!オレがあいつでアイツがおれで」では主役を演じました。主役なので、心と体が入れ替わる訳ですが、入れ替わった後の、「心」が女の子の状態の演技でも、かわいらしい声で演技されていましたね。

しかし、まだ56歳、まだまだこれからという時に、本当に「急な」出来事でした。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

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