新しいゲーミングチェア

これまで使っていたゲーミングチェアですが、４年ちょっと前に買ったものでして、それもあってか、もうボロボロになりました。４年と、丁度買い替え時期でもあり、在宅勤務が主体となり、家で作業する時間が多くなるので、この夏のボーナスで奮発して新たなゲーミングチェアを買いました。それがanda seaT社の「Phantom 3 PRO」。

7/13にヨドバシ.comで発注したのですが、取り寄せということでしばらく待つことに。そして、今週の月曜日に納品されまして、本日組み立てました。
結構な重量があり、３階のリビング（私の部屋はメゾネット構造で、３階にリビングルームがあるんですね）に持って上がることが困難だったので、玄関で開梱して、パーツ単位に持って上がって組み立てました。
ちなみにこんな感じに梱包されていました。

組み立てガイドはキャスター等の小物パーツが収められた箱に入っていました。多言語対応で、何と！13言語対応の冊子。なので、結構分厚い冊子になっています（１言語９ページで構成されています）。

ガイド順に組み立て。まずはベース（足）部分。五本の放射状に延びた足にキャスターを取り付け。軸をまっすぐに押し込めば、難なく取り付けることができました。
続けて座面。まずはクッション部に肘掛けパーツを取り付け。片側４本のボルトで固定します。クッションを正位置の向きに直し、ここに背もたれパーツを取り付け。背もたれを取り付けたら、前向きに倒して、クッション底部に多機能チルト装置を取り付け。
最後にそのままの状態で、先ほど組み立てたベース部分を多機能チルト装置に取り付け。そして椅子を起こし、ランバーサポートとヘッドレストを取り付けて完成。一人で１時間弱で組み立てることができました。

こんな感じです。ヘッドレストはマグネットによる取り付け方式。大概のゲーミングチェアではベルトによる固定で、位置を変えることができないのですが（多少ずらせる位）、このPhantom 3 PROはマグネットによる取り付けなので、座ってみて位置をきっちりと合わせることができます。ランバーサポートもベルトによる固定ではなく、そのまま設置するだけ。なので、こちらも座ってきっちりと合う位置にあわせることができます。

何より組み立てやすかったです。組み立てガイドもカラー写真を織り交ぜたものとなっており、どのように組み付けるかが非常に分かりやすいです。またパーツの精度も良いです。日本で製造されているからか、精度が高く、ボルトもきっちりと合い、ストレスなく組み上げることができました（クッションのファブリックがかかる部分はちょっと合わせにくいところがありましたが）。前に使用していたゲーミングチェアは海外製（どことは言わないが）で、こうした精度が低く、ボルト（と言うかネジ）の取り付けに難渋しました。それに比べると、本当に組み上げやすかったです。
また、組み上げ手順がきっちり整理されています。一人で組み上げることを前提にしているのでしょう、一人でも短時間で組み上げることができるような手順となっており、本当に組み上げやすかったです。またパーツの作りにも工夫が凝らされており、それはクッションに背もたれパーツを付けるところに如実に出ています。背もたれパーツを支えるアーム部分の作りが工夫されておりまして、右側のアームにはスライドして組付けるガイドが設けられており、まずは右側を仮止めで固定し、左側のアームを背もたれに組付け、左右２本ずつの計４本のボルトを本締めするようになっています。この作りが本当にありがたい。本当に一人で組み上げることを考慮した部品設計になっていると思います。
（前のチェアは背もたれの組付けにえらい苦労した）
また、ボルトは本数こそあれ、実質１種類というのも組み立てやすさの一因ではないかと思います。

ヨドバシAkibaで何回も試座して決めたので、これから末永く使っていくかと思います。
（まあ、ゲーミングチェアの寿命は４年程らしいので、それくらいは使うと思います）
ちなみに、前のゲーミングチェアは４年ちょっとでこんな感じになりました。

ギリギリ入っていますが、肘掛けが、加水分解したのか、ボロボロに崩れましたね。クッションも、実はコイルスプリングが入った、作り的にはいいものだったのですが、中のスプリングがファブリックを突き抜けて、飛び出ちゃいました。ここまで来ると、やはり買い替えでしょう。