「Pocket」サービス終了
Mozillaは、「あとで読む」サービスを提供している「Pocket」を2025年7月8日にサービス終了することを発表しました。
#元記事はこちら。
「Pocket」は、興味あるWebコンテンツを保存し、後で閲覧できるようにするサービス。Mozillaが2017年2月に買収したサービスでした。
サービス終了までの過程ですが、
- 7月8日から新規コンテンツの保存ができなくなる。
- 7月8日から10月8日までの3カ月間はデータ書き出し専用モードとなる。
- 10月8日以降はユーザーデータを削除。
となります。また有償サブスクリプションサービスもあるのですが、月額サブスクリプションは自動更新が無効化されます。年額サブスクリプションは7月8日以降の日割り計算で払い戻されます。どちらについても、ユーザー操作は不要となります。
また、オンライン商品レビューの信ぴょう性を分析するブラウザー拡張機能「Fakespot」もサービス停止されることも発表され、こちらは2025年6月10日に機能停止します。
Mozillaが開発するWebブラウザー「Firefox」には、この「Pocket」の機能がビルトインされているのですが、こちらも使えなくなるわけですね。
私、普段使っているWebブラウザーがFirefoxで、このPocketのことも知っているのですが、使ったことが無いんですよね。気になるWebコンテンツを保存するということで、ブックマークとの違いが見出せなかったんですよね。おそらく、異なる端末で保存・参照をする際にその効果を発揮するのでしょうが、Firefoxはブックマークの同期をするんですよね。Firefoxアカウントを作っておくと、異なる端末のFirefox間でブックマーク等を同期するのですよ。これもあるので、違いを見出せなかったというのもありますね。
もしかして、Mozillaも、結果的に一つの機能に集約できると気が付いて、Pocketの方をサービス終了にしたのかなぁ。
まあ、ChromeもEdgeもブックマークの同期機能を実装しているので、Pocketのようなサービスは以後、使われなくなるのかもしれませんね。
| 固定リンク | 0
「ニュース」カテゴリの記事
- ローソン、「RVパーク」を千葉県に設置(2025.07.08)
- NTTドコモ、初のスマートウォッチを発売(2025.07.07)
- アトレ、旧アトレカード裏面のQRコードを読み込まない様に注意喚起(2025.07.02)
- WSL、プレリリース版にて初のオープンソースリリース(2025.06.26)
- 鎧真伝サムライトルーパー(2025.06.12)
「パソコン・インターネット」カテゴリの記事
- WSL、プレリリース版にて初のオープンソースリリース(2025.06.26)
- d Wi-Fi、12月からドコモ回線利用者のみに(2025.06.09)
- 「写ルンです+」(2025.05.28)
- 「Pocket」サービス終了(2025.05.23)
- 「Windows Subsystem for Android」サポート終了(2025.03.05)
コメント