東京都は、都内の公衆電話ボックスを利用して公衆Wi-Fiを整備する取り組みについて、整備が完了した第1号を報道関係者に向けて発表しました。
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東京都とNTT東日本は、この8月に、災害時やインバウンド対応を念頭に、安全で利便性を高めた国際標準規格「OpenRoaming」に対応した無料の公衆Wi-Fiスポット「TOKYO FREE Wi-Fi」を、都内の公衆電話ボックスに整備する取り組みについて協定を締結しています。2025年からの3年間で都内の1,500カ所の電話ボックスに整備する計画で、年間500カ所程度を整備していく計画となっています。
「TOKYO FREE Wi-Fi」を整備する電話ボックスの場所は、山手線内の主要駅周辺や島しょの一部から開始。乗降客数の多い駅周辺や公園・避難場所周辺、帰宅困難者が多く利用すると予想される幹線道路沿いなど、災害時に活用できることを念頭に選定されます。「TOKYO FREE Wi-Fi」は平時でも無料の公衆Wi-Fiとして利用でき、OpenRoamingに対応することで、一度設定すれば、異なるWi-Fiネットワークでも自動的で安全に接続することが可能となります。
通信可能エリアは電話ボックスから半径25~50m程度になる見込みで、接続可能人数は256名(理論値)。今回の「TOKYO FREE Wi-Fi」を整備する電話ボックスには非常用電源も設置され、停電時でも6時間程度は稼働できるそうです。
と、これまでバラバラだった公衆Wi-Fiですが、東京都は重要なインフラストラクチャと捉え、アクセスポイントを整備し、東京都内という広大なエリアで利用できるように進めるようです。そしてアクセスポイントの設置には公衆電話ボックスを活用。携帯電話の普及で、町中から消えつつある公衆電話。電話機を撤去後も、電話ボックスが残っているところがあったりしますが、この再利用は着眼点がいいのではないでしょうか。設置に関してコストも抑えられますし。
ただ、1基当たりの接続可能数が256(理論値)ということで、エリアによっては繋がりにくいということになりそうな気もします。そこは、追々、増強するということでしょうかね。
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