Imaging Edge Desktop
このブログを見ているとわかると思いますが、私は写真を趣味にしています。撮った写真の現像やレタッチなどをするのにアドビ社のPhotoshopを使っており、写真の管理も同じくアドビ社のBridgeを使っています。PhotoshopとBridgeは汎用的なソフトなので、あらゆるメーカーのデジタルカメラのデータを扱うことができます。一方、各カメラメーカーは、各社で開発しているデジタルカメラ用に専用のソフトを用意していることもあります。私はソニーの「α」シリーズを使用しているので、ソニーが配布している「Imaging Edge Desktop」を試しに使ってみました。
このソフトは3つのアプリケーションで構成されています。撮った写真を管理する「Viewer」、RAWファイルの現像やJPEG等のファイルの調整などを行なう「Edit」、ライブビューを利用したリモート撮影機能を行なう「Remote」です。写真に関しては「Remote」はあまり関係ないので、使っていないので「Viewer」と「Edit」について。
まずは「Viewer」。画面構成は左にフォルダービュー、画面下部に「フィルムストリップビュー」に見立てた画像リスト、その上に写真のプレビューが表示されます。画面構成は至ってシンプル。操作内容もシンプルですね。プレビューはデフォルトはウィンドウサイズに合わせたサイズで表示され、最大で400%まで拡大表示することができます。なお、ウィンドウサイズに合わせたサイズと100%表示(ソフトでは「ピクセル等倍」と表現)は専用のボタンが用意されているので、簡単に切り替えることができます。また、「左回転」、「右回転」で画像の向きを変えることができます。
管理機能も多彩。タグ機能があり、ファイルに対してレーティング(★1~★5)やカラーラベル(赤、黄、緑、青)を付与することができます。また、このタグによって絞り込みができるようになっており、管理がしやすくなっています。
「Edit」はRAWファイルの現像を行ないます。「Viewer」から連動して現像することができます。画面構成はこちらもシンプル。メインにプレビュー画面が設けられ、右サイドに現像に関わる各種パラメータの操作ペインが表示されます。ツールバーの内容も「Viewer」と共通。ただ、「Edit」の名の通り、トリミングのボタンが用意されています。
ヒストグラムが表示されているので、プレビューやヒストグラムを見ながら調整することができます。ホワイトバランスの調整も撮影時の設定をそのまま引き継ぐこともできますが、ソフトでプリセットで用意されたものや色温度調整、グレー点指定といった方法で調整することができます。
使い心地としては、かなりいいですね。何より「軽い」。アドビのBridgeはフォルダを開いた時に、そこにある画像ファイルのサムネイルのキャッシュを作成するので、初動が遅くなるんですよね(設定でキャッシュを作らないようにすることもできますが)。ただ、キャッシュを作ったにしても、画像のリストをスクロールさせるとBridgeは若干重く感じることがあります。一方Viewerの方は軽快。また、プレビュー画像の操作感もViewerの方がいいですね。Bridgeは表示倍率が変えられないんですよ。ルーペツールでピンポイントに100%表示はできますが、画像全体をということができない。全体像で見るとなると、そこからCamera RAWを起動させる必要があるんですね。そうした煩雑さがあるので、Viewerの方が扱いが楽です。ただ、「ファイル管理」の観点から見れば、どちらも同様だと思います。どちらもタグによる管理ができますし(Viewerの方が細かく設定できるかな)、UIも似通っているので、後は「好み」かもしれません。
RAW現像については、アドビの方が多機能になってますね。Editの方は「現像のみ」となっているのに対して、アドビのCamera RAWは「現像と簡単なレタッチ」までできるようになっています。まあ、ここは「ソフトの性質の違い」といったところでしょう。アドビは「ファイルの選定」→「現像」→「レタッチや印刷」の一連の流れを「ワークフロー」として確立しています。各工程で使うソフトを最適化し、それをシームレスに連携するという風になっています。一方、Imaging Edgeは「現像が本領」という作りですので、レタッチは他のソフト(他社のものも含める)に任せるというように、役割分担をはっきりと分けた感じになっています。
とりあえず、簡単にその差をまとめてみましたが、ファイル管理については「Imaging Edge」の方に軍配が上がるかな。ただ、JPEGなどの汎用画像ファイルだけならどちらでもいいですが、RAWファイルに関しては、当然と言えば当然ですが、Imaging Edgeの方が当然のことながら、扱いやすいです。これは他のメーカーの専用の現像ソフトもそうした感じなのではと、思います。
| 固定リンク | 0
「パソコン・インターネット」カテゴリの記事
- ブラウザベンダー各社、マイクロソフトに怒り(2026.06.07)
- GPUの激動30年(2026.05.29)
- Imaging Edge Desktop(2026.05.23)
- アマゾン、ゴールデンウィークスマイルSale(2026.04.30)
- アニマックスFREE(2026.04.29)
「デジカメ」カテゴリの記事
- Imaging Edge Desktop(2026.05.23)
- ソニー、「α7Ⅴ」発表(2025.12.03)
- ソニー、最新ファームウェアで「C2PA」対応(2024.03.29)
- ソニー、「α7CⅡ」と「α7CR」を発表(2023.08.30)
- 4月3日は「フォーサーズの日」(2023.03.14)


コメント