LZH書庫ファイルが扱える解凍ライブラリ「UnLha64x」登場
その昔、LZH形式と呼ばれる書庫ファイル(圧縮ファイル)形式がありました。日本の方が開発し、日本国内ではZIP形式より圧倒的なシェアを誇っておりました(確か、ZIP形式より効率が良かったはず)。しかし、海外ではZIP形式が主流。しかも、マイクロソフトがWindowsの標準的な圧縮形式にZIPを採用したため、徐々にシェアが落ちていきました。また、個人で開発・メンテナンスをされていたので、負荷の増加と維持が困難となり、開発が止まってしまいました。
そんなLZH形式の書庫ファイルを扱えるライブラリが登場しました。それが「UnLha64x」です。
#元記事はこちら。
名前に"64"と付いていることからもわかる通り、64ビット版のライブラリになります。GitHubでホスティングされているオープンソースのライブラリとなります。GitHubからはライブラリ本体に加え、動作確認用のCLIツールやGUIツールもダウンロードできるとのこと。
現状では、様々な問題が重なり、使用することが規制されている書庫形式なのですが、古いものだと少なからず使用されているものもあるとのことで、今回開発されたそうです。開発にあたっては、「LHa for UNIX with Autoconf」をベースとし、APIも「UNLHA32.dll」のものに準拠しているとのことで、「UNLHA32.dll」に対応しているソフトであれば利用可能とのこと。
ただし、先述の通り、現在では開発は中止し、メンテナンスもされていないため、新規でLZH形式の書庫ファイルを作成することはせず、資産として残っているファイルの展開のみに留めて欲しいとのこと(これはGitHubのホスティングページにも書かれています)。
元が32ビット版しかなく、今の環境だと不安となる要素があったと思いますが、64ビットネイティブで作り直されているため、多少なりとも問題は解消されているようです。
「資産として必要なものだが、(展開できないので)利用できない」といったファイルをお持ちの所には、良い福音だと思います。これを機に、LZH書庫ファイルを展開→ZIP形式などの現在主流の型式に圧縮し直す、といったことも進めてはいかがでしょうか。
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