アニメ・コミック

2023年9月22日 (金)

「HG 1/72 ダンバイン」、プレバンで今日から予約開始

BANDAI SPIRITSは、通販サイト「プレミアムバンダイ」において、「HG 1/72 ダンバイン」の予約を開始しました。
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ガンプラではあまり見ないスケールである1/72ですが、これがガンプラにおける1/144に相当するスケールになります。
オーラバトラーの生物的な意匠の特徴を現代の技術で再現。翅にはパール入りの集光樹脂を採用し、有機的なデザインに加え、見る角度によって反射・透過・光り方が変化する表現が採り入れられています。また、胸部キャノピーには新技術「ハーフミラーメッキ」が導入されており、アニメ設定通り、内側からは外側の景色が見えるようになり、外側からは内側の様子が見えなくなるという特殊加工が施されています。

元記事にある写真を見ましたが、40年前の旧キットと比べると雲泥の差ですね。まずプロポーションが全然違う。旧キットは「下半身デブ」というか、腰の部分が「ポンッ!」っと太ましかったんですよね。というか、大腿部のパーツが太かったんですよ。しかし、今回のキットはそこが改善されており、全体的にシャープな感じになっています。
やはり一番の驚きは胸部キャノピーに採用された「ハーフミラーメッキ」加工でしょう。旧キットでは、1/72ではキャノピー開閉自体がオミットされ、その上の1/48スケールでは透明パーツで再現されていました。透明パーツなので、閉じても中が見えるんですよね。しかし、今回の「ハーフミラーメッキ」は内側からは外側が見え、外側からは内側が見なくなるという、アニメ設定通りの挙動を再現。これはすごいです。
また、翅も昆虫の翅のような様を再現。旧キットでは半透明パーツにシボ加工(梨地加工)が施されたものでしたが、再現度としては、断然、今回のキットの方が上です。
旧キットでは生物感を出す(オーラバトラーの装甲はバイストン・ウェルにいる怪獣の皮膚を加工したものという設定なので)ために、先述のシボ加工を施していたのですが、今回のはどうなんだろ?ただ、シボ加工はヤスリをかけるととれちゃうんですよね。

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2023年9月21日 (木)

日本テレビ、スタジオジブリを子会社化

日本テレビホールディングスは、連結子会社である日本テレビ放送網が、アニメ制作会社「スタジオジブリ」を子会社化することを発表しました。
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「スタジオジブリ」の社長には日本テレビの福田博之専務が就任する予定。

日本テレビは、スタジオジブリの株式を複数の個人株主から譲り受け、議決権ベースで42.3%の株式を10月6日付で取得する。これにより、新社長として前述の福田氏が、スタジオジブリの現社長である鈴木敏夫プロデューサーは代表取締役議長、宮崎駿監督は名誉会長に就任しての新体制となるそうです。

今回の話の経緯ですが、スタジオジブリは長らく後継者問題に悩まされていたとのこと。後継者として、宮崎駿監督の実子である宮崎悟朗氏が、過去何度となく候補に挙がったのですが、「一人でジブリを背負っていくのは難しい」と固辞してきたそうです。
スタジオジブリとしては、経営を任せられるところを探しており、古くから付き合いのある日本テレビに相談し、協議の上、今回の子会社化に繋がったそうです。
今後の経営について、

日本テレビはスタジオジブリの自主性を尊重し、スタジオジブリは今後ともアニメーション映画の制作、ならびにジブリ美術館、ジブリパークの運営に専念する。

としています。

お互いの強みを活かした縁組と言ったところですかね。クリエイター集団であるスタジオジブリは映像制作に注力でき、日本テレビはスタジオジブリが映像制作に専念できるように経営面でバックアップする形になりますね。
日本テレビも、アニメ制作会社を子会社化するのは2社目ですかね。実は、日本テレビは、2014年にタツノコプロを子会社化しているんですよね(この記事で紹介しています)。株式取得の話があるので「子会社化」という表現になっていますが、いいパートナーシップの関係にあるといった感じですね。
しかし、元記事にはありませんでしたが、宮崎悟朗氏も社長に就くことを固辞していましたが、父親である宮崎駿監督も悟朗氏を社長に据えるのは反対だったそうです。親族経営になることを嫌っていたようですね。

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2023年2月28日 (火)

アニメ界に訃報相次ぐ

今日はアニメ関係で訃報が相次ぎました。大御所の声優がお二方、女性シンガーがお一人、鬼籍に入られました。

午前中に、声優の千田光男さんの訃報が入りました。2月25日に虚血性心不全でお亡くなりになりました。82歳。
夕方には、これまた声優の飯塚昭三さんの訃報が入りました。2月15日に急性心不全でお亡くなりになりました。89歳。
そして夜に、アニソンシンガーの黒崎真音さんの訃報が入りました。2月16日に持病の悪化によりお亡くなりになりました。35歳。

正直、これだけ矢継ぎ早に訃報が入ってきたことに、驚きを禁じえません。
心よりご冥福をお祈りいたします。

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2023年2月20日 (月)

漫画家、松本零士氏 逝去

漫画家の松本零士さんが、去る2月13日、急性心不全のためにお亡くなりになりました。85歳。

告別式はすでに執り行われており、喪主は奥様でもある、漫画家の牧美也子さんが務められたとのこと。また、所属する「零時社」の代表取締役であり、松本零士さんのご息女でもある松本摩紀子さんが下記のコメントを寄せております。

漫画家として物語を描き続けることに思いを馳せ駆け抜けた幸せな人生だったと思います
「遠く時の輪の接する処で、また巡り会える」と松本は常々申しておりました
私たちもその言葉を信じその日を楽しみにしています

これまで応援くださいましたファンの皆様 作品を世に送り出してくださいました関係各社の皆様 お世話になりました各自治体ならびに各団体の皆様 若かりし頃から共に切磋琢磨してくださった漫画家の先生方 そして旅立ちにあたりサポートしてくださいました病院の皆様 心より深く感謝申し上げます 本当にありがとうございました

日本を代表するクリエイターが星の海へと旅立たれました。たくさんの名作、名キャラクターを生み出してくれましたね。「銀河鉄道999」においては、メインキャラクターのメーテル、星野鉄郎はもちろんのこと、車掌さんも人気のあるキャラクターではないでしょうか。

心よりご冥福をお祈りいたします。

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2022年12月12日 (月)

水木一郎氏 逝去

歌手の水木一郎さんが、去る12月6日、肺がんのためにお亡くなりになりました。74歳。

昨年の4月に肺がんであることが発覚し、入退院を繰り返しておりました。そして、今年7月に肺がんであることを公表し、闘病生活を送っておりました。しかし、11月には日本歌手協会が開催した「第49回歌謡祭」に登壇。

生涯現役を目指しているから。やりますから

と、高らかに「生涯現役」を宣言し、「マジンガーZ」を熱唱しました。同ステージにて「1日も早く元気になって戻ってきます」と仰っていましたが、叶わぬ願いとなってしまいました。
2018年に歌手デビュー50周年を迎えておりましたので、今年で歌手生活54年であったわけですね。1971年で歌唱した「原子少年リュウ」のオープニングテーマ「原子少年リュウが行く」を皮切りに、アニメ、特撮作品の楽曲を中心に歌唱するようになりました。アニソン、特撮ソングを中心に50年、半世紀も歌い続けられたわけですね。現在に至る、アニソン、特撮ソングの地位の「礎」を築いたと言っても過言ではないでしょう。
また、声優、俳優としても活躍されました。ご自身が主題歌を担当された作品の内、「時空戦士スピルバン」では主人公であるスピルバンの父、「ベン博士」を演じ、OVA「破邪大星ダンガイオー」の第1巻では敵キャラの一人である「ヨルド」を演じました。
2000年には影山ヒロノブ、遠藤正明らと共に「JAM Project」を結成し、アニメ、特撮ファンを大いに沸かせました。

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2022年11月11日 (金)

上坂すみれ2nd写真集「すみれのゆめ」

本日11月11日は、声優、上坂すみれ(以下、すみぺ)のセカンド写真集「すみれのゆめ」の発売日。アマゾンで予約しており、今朝、届きました。

セルフプロデュース写真集ということで、すみぺが『今』やってみたいシチュエーションをギュッと詰めた写真集となっております。
すみぺのファッションと言えば、これまではロリータファッションやガーリーがメインでしたが、今回は色々とやっております。その中でも特筆すべきは「水着」。昨今、声優が表舞台にも顔を出すようになり、他の芸能人と大差ない活動内容となってきています。若手女性声優もグラビアを展開しており、水着姿の披露も普通となりつつあります。そんな中、すみぺは頑なに水着姿だけは固辞しておりました。しかし、今回は水着にもチャレンジしたかったということで、この写真集で解禁(それもビキニ!)。しかも、写真集のトップを飾っています。ビキニは2パターンで、1つはチェック柄、もう一つはネットニュースなどでも発表されていた白ビキニです。それぞれに異なった「色」があって、白ビキニのすみぺはすごい透明感があります。
他はと言いますと、チャイナ服。「声優と夜あそび」等でも「ガチな」チャイナ服姿は披露していますが、今回はターコイズカラーのインナーの上にレースのチャイナドレスを纏った姿を披露しています。ちゃんとシニヨンも結っており、かなり可愛い感じに仕上がっています。
水着なりに驚きなのが、バニー服。こちらも本格的なバニー服です。下も網タイツであまり見たことのない、セクシーさが溢れる感じになっております。
続けて浴衣姿。「女子旅」をテーマにしているので、温泉宿での撮影のようですね。後半には浴衣のままでお風呂に入る(とは言っても湯船に浸かってはいませんが)と楽しんでいる様子がうかがえるカットが揃っています。

あまり細かく書くとあれなので、これ以上は書きませんが、これまでのすみぺのイメージを覆すほどの内容ではないかと思います(最後にはやっぱりメイド服が出てきますが)。
構成的にはグラビアアイドルの写真集と同等かなと思います。「胸部装甲」こと「お胸」もこれでもかと言う位に披露しているカットが多いですしね(グラビアアイドルの写真集を買ってる人から見れば、「これくらいは普通」なんですけど)。

女性声優の写真集としては、「買い」ではないかと思います。

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2022年9月 7日 (水)

「ベルサイユのばら」、50周年記念で劇場版アニメ制作決定

池田理代子先生原作の不朽の名作「ベルサイユのばら」。宝塚歌劇団の演目にも挙げられ、老若男女問わず人気のある作品です。
この「ベルサイユのばら」が、1972年にコミック連載が始まった時から、今年で50周年を迎えました。コミック連載も1973年に終了しているのですが、それでも長く愛されている作品ではないかと思います。
その「ベルサイユのばら」が連載開始50周年を迎え、この度、新作劇場版アニメが制作されることが発表されました。
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先にも述べた通り、宝塚歌劇団での代表的な演目として長きに渡って演じられ、数多くのスターを輩出しています。また、映像化も何度かされております。

  • 1979年3月に上映された、外国人キャスト、スタッフによる実写劇場版。
  • 1979年10月~1980年9月にかけて放映されたテレビアニメ版。
  • テレビアニメ版を再編集、キャストも一新した劇場版。
  • 原作無視でカロリーメイトとのコラボで制作されたWebアニメ版。

現時点で4作の映像作品が制作されています。

誕生から半世紀を迎えた本作品の「記念碑」的な作品になるのでしょうね。「新作」とはいえ、ストーリーは大幅に変わることは無いでしょう。「昭和」に生まれた作品が「令和」の表現方法で描かれることになりますが、どのようになるかが楽しみですね。

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2022年8月22日 (月)

声優 清川元夢氏 逝去

声優、俳優として活躍された清川元夢さんが8月17日、肺炎のためにお亡くなりになりました。87歳。

葬儀については近親者にて済まされたとのこと。
清川さんと言えば、「新世紀エヴァンゲリオン」のテレビシリーズから劇場版全作品を通して演じた冬月コウゾウが代表的な役ですかね。

私的には「機動戦士ガンダム」(ファーストの方。ORIGIN版ではない)のテム・レイ役がすぐに思い浮かびますね。主に重厚な役回りが多い印象ですが、「ご注文はうさぎですか?」のティッピーを演じたりと色々な役を演じられました。

心よりご冥福をお祈りいたします。

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2022年8月 8日 (月)

声優 小林清志氏 逝去

声優の小林清志さんが7月30日、肺炎のために、お亡くなりになりました。89歳。
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通夜、葬儀については近親者のみですでに執り行われており、お別れの会については、後日、執り行う予定としています。

小林さんと言えば、「ルパン三世」の次元大介役で有名ですね。アニメ「ルパン三世」のパイロット版から2021年放送の「ルパン三世 PART6」のエピソード0まで、およそ50年間、次元大介を演じ続けられました。一つの役を半世紀にも渡って演じられたというのは、他にはおられないのではないでしょうか。
その他にもたくさんの役を演じられましたね。「妖怪人間ベム」のベム、「スペースコブラ」のクリスタルボーイ、「クラッシャージョウ」のタロス、「バイオレンスジャック」のジャックなど。ナレーションとしても「仮面ライダーBLACK」、「勇者王ガオガイガー」、「子連れ狼」、「西部警察」、「大都会」、「ナイトライダー」など、多数の作品を担当されていました。

「ルパン三世」の次元大介の引継ぎについては、なかなか適任者が見つからず、次元以外が代替わりした、2011年放映の「ルパン三世 血の刻印~永遠のmermaid~」以降も、ただ一人、次元大介を演じ続けました。そして、2021年に大塚明夫さんに引き継ぎ、「ルパン三世」シリーズから『勇退』となりました。

心よりご冥福をお祈りいたします。

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2022年6月23日 (木)

「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」見てきました

昨日、業務が終わってちょっとTOHOシネマズ上野のスケジュールと見たところ、いい感じの枠があったので、「思い立ったが吉日」とばかり、見に行ってきました。見たのはお題にある通り、「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」です。

19:30からの回でしたが、平日だからか、混んではいなかったですね。座席はいつもの如く、前部側の最後列の中央。中央寄りの座席で後方の方は埋まっていたので、この位置なんですね(さすがに最前列は首が疲れるので)。

本作はTVシリーズの第15話「ククルス・ドアンの島」をベースにしたストーリー。そこに第25話「オデッサの激戦」のエピソードが加わっています。とは言え、元は30分弱のストーリーを2時間近くに膨らませるので、かなり肉付けして、なおかつ綺麗にまとまっていました。「THE ORIGIN」の世界観に合わせてストーリーや設定をアップデート。劇場版ではジャブロー攻防戦後、ベルファストへ合流する前にとある島での事件が気がかりとなるため、ホワイトベース隊に調査に向かわせるという流れになっています。ククルス・ドアンが育てている子供たちの数も増え、島での生活がより緻密に描かれています。モビルスーツ戦の描写も「U.C.」以来のCGによる描写で、動きがよりダイナミックなものとなっています。

TVシリーズの話を元にしていますが、「THE ORIGIN」と同様、全くの別のストーリーとして楽しめる構成になっています。

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