Apple、次期Mac OSのシステムカーネル開発にSwift言語採用
Appleは、次期Mac OS、「Mac OS 27 Golden Gate」から、システムカーネルの開発言語にSwift言語を採用することを発表しました。
#元記事はこちら。
Swift言語は、Appleが開発した、Mac OS/iOS用アプリケーションを開発するためのプログラミング言語。現在ではオープンソース化され、WindowsやLinuxでも利用ができます(2020年にWindows向けにも提供されました。この記事にまとめています)。
アプリケーション開発向けに開発された言語ですので、Swift言語は読みやすく、記述しやすいことを特徴とするプログラミング言語です。そうした扱いやすいという一面とは裏腹に、デフォルトでバッファオーバーフローやメモリリーク、不正なメモリの読み書きを防ぐ「メモリ安全」を実装したコンパイラ型プログラミング言語でもあります。
Swiftは、C/C++/Objective-Cの後継として開発された言語であり、アプリケーションのような高レイヤのソフトウェアだけではなく、ハードウェアのような低レイヤのソフトウェアの開発にも対応しています。Appleではこれまでにも、ファームウェアやコプロセッサ、ドライバなどを開発してきたとのこと(Macにしろ、iPhoneにしろ、完全に自社開発ですからね)。そのような背景から、次期Mac OSのカーネルのコードをSwiftで記述するという計画が上がったのでしょうね。
ソフトウェアの脆弱性の内、多くを占めるのがメモリ管理周りだそうで、最近ではメモリーセーフな開発言語を採用するというトレンドになっているそうです。例えばLinuxやWindowsでも、従来のC/C++からRust言語で書き直しに移行しています。今回のAppleの対応もそのようなトレンドに合わせた対応ということですね。


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