パソコン・インターネット

2023年9月30日 (土)

テレホーダイ、2023年内に終了

「テレホーダイ」(通称「テレホ」)をご存知でしょうか?NTTが提供していたサービスで、深夜11:00から翌朝8:00までの間、電話使用料が定額になるというサービスです。パソコン通信隆盛期、インターネット黎明期(ADSL回線が登場するまで)において、ヘビーユーザーが利用していたサービスになります。
その「テレホーダイ」が2023年いっぱいでサービス提供が終了されることが発表されました。
#元記事はこちら

これに伴い、新規受付も終了したとのこと。
1995年にサービスが開始されていたんですね。1995年と言えば、「Windows95」が発売された年。「Windows95」の登場で、インターネットが広く広まりました。「テレホーダイ」は先述の時間帯に、申し込んだ特定の電話番号との通話料(通信料)が定額になるというサービス。かつてはインターネットプロバイダのアクセスポイントに電話をかけて(ダイヤルアップ)通信を行なっていました。そのため「テレホーダイ」の利用者はプロバイダのアクセスポイント先の電話番号を相手先電話番号として登録して、「テレホーダイ」を利用していたんですね。

しかし、まだサービスが残っていたとは(しかも、新規受付もしていたようで)。

| | | コメント (0)

2023年9月28日 (木)

Google、機械学習ライブラリ「TensorFlow」のWindowsネイティブ提供を終了

Googleがオープンソースで開発している機械学習ライブラリである「TensorFlow」。オープンソース開発ということで、数多くの環境で利用できるようになっておりますが、Windowsのネイティブ対応が削除されました。
#元記事はこちら

このため、Windowsネイティブ環境でGPUの利用も踏まえて利用するには「TensorFlor 2.10」までで、「TensorFlow 2.11」以降をWindows環境で利用するには「WSL 2.0」をセットアップした上でWSL内のLinuxで利用することになります。
(もしくは、VirtualBox等で仮想PCを作って、そこにUnix環境を構築した上で使うことになります)

まあ、開発コストを落とすためでしょうかね。Windowsでも、先述のWSLやVirtualBoxを使えばLinux(やUnix)を動かすことができるので、あえてWindowsネイティブ版まで作る必要性も無いんですよね。

| | | コメント (0)

2023年7月12日 (水)

Thunderbird、バージョン115リリース

Mozilla Foundationが開発するメールソフト「Thunderbird」、このThunderbirdの最新版「115」をリリースしました。
#元記事はこちら

バージョン「102」からの大幅アップデートで、プラットフォームが「Firefox ESR 115」ベースとなったほか、新しいアプリアイコンと新ユーザーインターフェースデザインである「supernova」を採用しています。
見た目の変更点としては、レイアウトが、Outlookと同じくフォルダー、メッセージリスト、メッセージの各ビューが縦3列に分割されたインターフェースとなります。フォルダーペインにおいては、フォルダーの配置換えも可能。また、ローカルフォルダのON/OFFの切り替えが可能となります。メッセージリストも「カードビュー」を選択することが可能。これにより、送信元やタイトル、受信日時などの有無を切り替えることでコンパクトな表示にすることができます。

さて、アップデート方法ですが、「102」から「115」へは大幅な変更か加えられたため、当面の間は「thunderbird.net」からインストーラーをダウンロードしてのアップデートとなります。いずれは、従来通り、自動アップデートに対応すると思います。まあ、すぐにでも「115」を利用したいようであれば、公式サイトからインストーラーをダウンロードしてインストールしてください。
レイアウトの方は、ライバルソフトである、マイクロソフトのOutlookに寄せてきましたね。まあ、MS-Officeに必ず同梱されており、そうした意味ではユーザーシェアもあるので、それに合わせた格好ですかね。とはいえ、レイアウトはカスタマイズできるのではないかと思えるので、使い慣れたレイアウトで使用されるのがいいでしょう。
アプリアイコンもこれまでの封筒を両翼で抱え込む鳥のデザインから、Firefoxのデザインに似通ったデザインになりましたね(丁度、Firefoxのアイコンを左右反転させたようなデザインになりました)。

| | | コメント (0)

2023年6月27日 (火)

「ストリートファイター6」推奨PC5機種発表

カプコンから配信されている対戦型格闘ゲーム「ストリートファイター6」。このPC版に推奨されるPCが、5機種、発表されました。
「GALLERIA」シリーズを出しているサードウェーブから2機種、ツクモから3機種が発表されました。

まずはサードウェーブの製品から。サードウェーブからは「GALLERIA」ブランドでデスクトップPCとノートPCが1機種ずつ発表されました。デスクトップPC「GALLERIA XA7C-R47」はCPUがCore i7-13700F、メモリが16GB、ストレージがM.2 NVMe SSDの1TB、グラフィックボードにGeForce RTX 4070を搭載。価格は244,979円。ノートPC「GALLERIA XL7C-R45」はCPUがCore I7-13700H、メモリが16GB、ストレージがM.2 NVMe SSDの500GB、グラフィックボードがGeForce RTX 4050、ディスプレイが15.6インチのフルHD/144MHz表示の液晶ディスプレイを搭載しています。価格は164,980円。

続けてツクモ製品。ツクモからはデスクトップPCが3機種発表されました。まずは「GB5J-A231B/SF」。CPUがCore i5-13400F、メモリが16GB、ストレージがM.2 NVMe SSDの1TB、グラフィックボードにGeForce RTX 3060を搭載。価格は164,800円。
続けて「GB7J-B231B/SF」。CPUがCore i7-13700F、メモリが16GB、ストレージがM.2 NVMe SSDの1TB、グラフィックボードにGeForce RTX 4060Tiを搭載。価格は209,800円。
最後は「GB7J-C231B/SF」。CPUがCore i7-13700KF、メモリが32GB、ストレージがM.2 NVMe SSDの1TB、グラフィックボードにGeForce RTX 4070を搭載。価格は267,800円。

サードウェーブの方はゲーミングPCとしてはミッドレンジモデルを投入、ツクモはエントリーからハイエンドまでを幅広くといったところでしょうか。でも、ゲーミングPCは基本スペックが高めに設定されているので、ゲーム以外の用途にもガンガン使えるんですよね。プログラミングとか、映像・音楽関係にも十分通用するんですよね。そういった方面への用途も考えておられる方は、購入を検討してみてもいいと思います。
(そうでなくても、メーカー製より低価格で高スペックのPCが得られるので、十分検討するに値します)

続きを読む "「ストリートファイター6」推奨PC5機種発表"

| | | コメント (0)

2023年6月26日 (月)

松屋、7月から全国でフリーWi-Fi提供

松屋フーズホールディングスは、全国の「松屋」の店舗において、7月1日からフリーWi-Fiを提供することを発表しました。
#元記事はこちら

店頭に、元記事にも掲出されている、「FREE Wi-Fi」シールがある店舗で利用可能になります。ただし、PA店舗、サテライト店舗などの一部店舗では利用できないそうです。
このフリーWi-Fiを利用して、店内の券売機を利用せず、松屋アプリからモバイルオーダーで注文することも可能。これにより、店内の券売機で待機列ができている場合でも、発券を待つことなく、オーダーを出すことができますので、気分早くありつくことができます。
フリーWi-Fiを提供するお店が増えてきていますが、大手の店舗はメールアドレスを登録することで一定時間使えるというもの。今回、松屋が提供するのはSSIDとパスワードを入力するタイプになります。

主要キャリアの大容量コースに入っている人はパケット料を気にしていないでしょうが、MVNOで価格を抑えて(パケット量も抑えて)利用する人にとっては、こうしたサービスを提供するところが増えるのは嬉しい限りではないでしょうか。

| | | コメント (0)

2023年6月 9日 (金)

「Officeスクリプト」によるExcel操作記録機能、デスクトップ版に

Microsoftは「Microsoft 365」アプリのバージョン「2305」をリリースしました。このバージョンにおいて、デスクトップ版「Excel」での操作を「Officeスクリプト」で記録する機能「アクションレコーダー」を実装しました。
#元記事はこちら

ここでいう「Officeスクリプト」はWebアプリ版のExcelにはすでに実装されている機能で、Excelの操作をJavaScriptで記録していく機能。デスクトップ版のVBAと同様なマクロ機能で、定型化された処理を自動化したり、他の環境へ適用・反復することができるもの。
とはいうものの、今回のリリースでは稼働環境がかなり限られるため、多数のユーザーに利用できるというものではないのが残念なところ。

これはやはり気になりますね。Web版由来と言うことで、言語としてJavaScriptを採用したといったところでしょう。その「Offeceスクリプト」をデスクトップ版にも搭載することにしたのは、マクロ機能の強化の意味合いもあったりするんですかね?
でも、VBAとの置き換えになってもいいかなと思うんですよね。JavaScriptはある意味「汎用」的な言語なので、Microsoft Officeはもちろんのこと、Office互換アプリケーション(LibreOffice等)でも問題なく動作すると思うんですよね。構文的にも、VBAと比べれば、癖が無いので、学習コストもそれほどかからないのではないかと。まあ、当面は併用になるのでしょうけど、将来的には置き換えになったりするのかな。

| | | コメント (0)

2023年6月 7日 (水)

集英社、「AIグラビア」販売終了

集英社は、初のAI生成によるグラビアアイドル「さつきあい」のデジタル写真集の販売を終了しました。また、併せて「さつきあい」のTwitterアカウントも削除しました。
#元記事はこちら

AI生成画像による初のデジタル写真集「生まれたて。」を発表・販売しましたが、販売後に様々な意見を受け、編集部内でも検証したところ、AI生成物の販売は慎重にするべきと判断。販売を終了することに至ったそうです。

AIの精度も高くなり、その成果物の精度も高くなっていますよね。ただ「質感」的な所や「生」を感じさせる必要性があるものにはまだまだというところもありますよね。使用する学習データ(と収集方法)についても、まだ色々と整備すべきところもあるでしょうし。
それと、こういったものは「週刊プレイボーイ」編集部から出すものではなかったかなと思います。「グラビア」と言えば、週プレの本領ではありますが、週プレならば、そこはやはり「リアル」な人間のものを出すべきでしょう。試しにとはいえ、AI生成画像の「画像集」を出すべきではなかったと思います。ただ、同じ集英社でも「少年ジャンプ」とか「ヤングジャンプ」とかの漫画系の編集部でのものだったら「アリ」だったかなと。「リアルさ」を追及しているとはいえ、所詮「イラスト」なので、「画集」として「ジャンプ」編集部から出したら、それは「アリ」だったかと思います。「週刊少年ジャンプ」では、かつて、桂正和原作の漫画「電影少女(ビデオガール)」がありましたので、そういった絡みで作ってみるのも良かったかなと。

まあ、AI界隈は、どの分野にしろ、これからでしょうね。

| | | コメント (0)

2023年5月19日 (金)

IFTTT、無料ユーザーへのTwitter連携機能の提供を終了へ

様々なサービス間の連携を「アプレット」という形で実現し、提供するサービス「IFTTT」。無料ユーザー向けのサービスに変更が入るようです。
#詳細はこちら
なお、変更の適用は2023/5/23から。

内容はというと、

  • 管理できるアプレット数が「2」に
  • Twitter連携のアプレットが利用不可

といったところです。

アプレットの管理数は、現在のところ「5」なのですが、これが「2」へと縮小されます。現在2個以上のアプレットを管理されている場合、超えた分に関しては利用制限(常時での利用ができない。「disable」の状態になります)されます。
また、Twitter連携、またはTwitterのサービスに接続するアプレットが利用できなくなります。まあ、これはTwitter APIが有償化された影響でしょうね。

これらは無料ユーザーに対しての制限であり、有償サービスである「Pro」または「Pro+」にサービスをアップグレードすることにより、継続して利用することができます(確か、アプレットの個数に関しては制限が無くなるはず)。
「IFTTT」を利用しているユーザーで無料アカウントの場合、アプレットの整理等が必要となります。

続きを読む "IFTTT、無料ユーザーへのTwitter連携機能の提供を終了へ"

| | | コメント (0)

2023年5月17日 (水)

Google、2年以上利用が無いアカウントを削除へ

Googleは、非アクティブなアカウントの取り扱いポリシーを変更することを発表しました。
#元記事はこちら

内容としては、Googleアカウントが2年間アクティブにならなかった場合、アカウントやコンテンツの削除を行なうというもの。この措置は、フィッシングなどの不正利用の対策のため。
アカウントが長期間使用されず、忘れられ、放置されている場合、漏洩可能性のある古いパスワードや再利用されたパスワードに依存していることが多く、また、放置されたアカウントは、アクティブなアカウントに比べて2段階認証が10倍低く、脆弱であるとされています。そのため、そうした休眠アカウントが侵害されると、個人情報の盗難やスパム、悪意のあるコンテンツへの媒介などに利用される確率が高いそう。そこで、こうした不正利用から防止するため、2年間以上利用されていないアカウントについては、Google Workspace(Gメール、カレンダー、Docs、Drive、Meet)やYouTube、Google Photo内のコンテンツを含む、アカウントとそのコンテンツを削除する、というポリシーに変更したそうです。
今回のポリシー変更は個人アカウントにのみ適用され、企業や学校などの組織アカウントは対象外となります。ポリシーの変更は米国時間の5/16からとなっております。なお、ポリシーが適用されても直ちに削除は行われず、最短で2023年12月から削除実施の予定です。また、2年間の利用が無いアカウントに対しては、削除実施前にアカウントのアドレスに対s手複数回の通知を行なうとしています。

Googleアカウントの有効性を維持するには、少なくとも2年に1回はサインインすることで維持できるとしています。

2023/5/18追記
YouTube動画については、方針が転換され、削除対象としないようにしたそうです。これは、故人が公開したコンテンツの中に有用なものが含まれることもあることを考慮してのことで、反発の声が挙がっていたそうです。そのため、Googleではこの意見を聞き、YouTubeの動画に関しては、現時点では、削除対象としないという方針に変えたそうです。

続きを読む "Google、2年以上利用が無いアカウントを削除へ"

| | | コメント (0)

2023年3月22日 (水)

LINE、「LINE Out」を5/31にサービス終了

LINEは、IP電話コールサービスの「LINE Out」を2023年5月31日に終了するそうです。それに先立ち、2023年3月31日の17時には「コールクレジット」と「30日プラン」の販売も終了します。
#元記事はこちら

サービス停止の理由は、サービスを提供しているLINE Plusが日本国内での通信事業を廃止するため。LINEでは、代替手段として、LINEアプリの通話機能とビデオ通話機能(ともに「友だち」間では通話料無料)の利用を呼び掛けています。
サービス終了までのスケジュールは以下のようになるようです。

2023年3月31日 17:00 「コールクレジット」と「30日プラン」の販売停止
2023年5月31日 17:00 サービス終了
2023年6月1日 11:00 「コールクレジット」の残高の払戻申請受付開始
2023年8月31日 17:00 「コールクレジット」の残高の払戻申請受付終了
2023年10月30日 17:00 サービス対応終了

そんなサービスがあったんですね。LINEアプリで利用できるのですが、アプリの通話機能との違いは、

  • 国内外の携帯電話、固定電話へ発信可能
  • LINEユーザー以外の電話へも発信可能

と言ったところです。有償になるとはいえ、それに見合ったサービスだったのではと思います。

| | | コメント (0)

より以前の記事一覧