映画・テレビ

2024年10月29日 (火)

BSJapanextとスターチャンネルが統合して「BS10」へ

ジャパネットブロードキャスティングは、2025年1月10日より、新しいBS放送局「BS10」(ビーエステン)を開局することを発表しました。
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これは同社が運営するBS263ch「BSJapanext」と有料放送の「スターチャンネル」をBS10ch(現在、スターチャンネルが使用しているチャンネル)にチャンネル統合し、同じチャンネルポジションで無料放送(BSJapanext)と有料放送(スターチャンネル)を行ないます。また、開局のタイミングで、J:COM等のケーブルテレビでも視聴可能となります。
視聴方法は、BSを選択し、チャンネルボタンの「10」を押すだけ。これで「BS10」が選局されます。またデフォルトでは無料放送チャンネルが選局されます。有料放送を視聴する場合は、「BS10」が選局されている状態でチャンネル選局ボタンの「+」(または「∧」)を押すと有料法をウが選局されます(いわゆるサブチャンネルですね)。今回のように、同じチャンネルポジションで無料放送と有料放送のハイブリッド放送をするというのは衛星放送史上初となります。

なかなか面白い取り組みですね。しかも有料放送と無料放送のハイブリッドというのがこれまでにない組み合わせでの統合です。
「BSJapanext」も番組編成がなかなか面白いんですよね。地上波で放送されていた「パネルクイズ アタック25」を復活させたりもしてますし。ただ、BS263chと選局するまでが手間なチャンネルなんですよね。番組表機能を使っても、かなり送らなければなりませんし。それがチャンネルボタンの「10」の一押しで選べるようになるので、視聴されるチャンスが増えるかもしれませんね。

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2024年9月 3日 (火)

「ウィングマン」、令和に実写化

1983年に「週刊少年ジャンプ」で連載が始まり、その翌年、1984年にはアニメ化された、桂正和原作の作品「ウィングマン」が実写どれ巻かされることが発表されました。

ポスト元からも分かる通り、テレビ東京での放映となります(しかも10月から放映なので、もうすぐですね)。

今回の実写ドラマ化は、同作品の発表40周年を記念してのもの。
放送は2024年10月22日の24:30からテレビ東京系でオンエア開始。また、DMMも配信の形で関わっており、DMM.TVにおいて、10月16日から先行して配信が開始されます。

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2024年1月 9日 (火)

パナソニック、テレビを「Fire TV」ベースに

パナソニックは、CES開催前のプレカンファレンスにて、Amazonとの提携を発表しました。
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2024年から発売されるパナソニック製テレビ製品は「Fire TVビルドイン」となり、Alexaやアプリの活用を含め、Fire TVの機能が利用できるようになるとのこと。「Fire TVビルドイン」の製品はグローバル・フラッグシップモデルから始まり、順次機種を拡大していく予定。日本でも導入予定となっています。
Fire TVをビルドインした製品は多数のメーカーから出されており、アメリカでは安価なモデルも出ているそうです。日本でも、2022年から、ヤマダホールディングスが「Fire TVスマートテレビ」が展開されており、今回のパナソニックは、それに続く2例目となります。

ヤマダ電機の場合は、そもそもが小売なので、船井電機が製造したものを販売していましたが、パナソニックはメーカーですので、そこはパナソニックらしさを盛り込んだものになるでしょう。
一つ気になるのが、「チューナーレスモデルが出るか」といったところ。船井電機からは地上波・BS・CSの3波チューナー付きはもちろんのこと、チューナーレスモデルも出ているんですよね。実際、今では地上波テレビの視聴割合は下がってきており、動画配信へと視聴スタイルが変わりつつあります。地上波の番組についても、TVerや各テレビ局がネット配信をしているので、リアルタイムでは見ないが、配信で見るという人も増えつつあります。また、チューナー搭載となると、NHKの受信料問題もあり、それを嫌う人もいます。そうした状況を鑑みると、チューナーレスモデルを出すのも必然ではないかと思えるのです。スマートフォンでのケースを見れば、かつては国内メーカーから出ているスマートフォンはワンセグチューナーを搭載していました。しかし、NHKがワンセグも受信料徴収の対象とした途端、どのメーカーもワンセグチューナーを外しました。こうした流れがあったことからも、チューナーレスモデルが出てくるのはあり得る話ではないかと。

パナソニックの今回の動きが、他のメーカーに影響を与えることになるでしょうか?

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2023年5月 1日 (月)

TOHOシネマズ、6月から鑑賞料金値上げ

TOHOシネマズは、6月1日より、全館にて鑑賞料金を値上げすることを発表しました。
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一般鑑賞券が1900円から2000円へと100円値上げとなり、シニア、レイトショー、ファーストデイ(「映画の日」である12/1を除く、各月の1日)、シネマイレージデイ、TOHOウェンズデイの各券種において、一律100円の値上げとなります(金額の詳細は元記事を参照)。
学生(大学・高校・中学・小学生、幼児)の鑑賞料金、障碍者割引、12/1の「映画の日」割引には変更はないとのこと。

今回の値上げとなった背景には

エネルギー価格の高騰と円安による(作品の)仕入れコストの上昇、アルバイト人件費を中心とした運営コスト増や各種設備投資における負担増

を挙げております。

まあ、結構影響を受ける因子がありますもんね。アルバイトを含めたスタッフの生活も保障しなければなりませんし。

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2023年3月24日 (金)

俳優 団時朗氏 逝去

俳優の団時朗氏が、去る3/22に、肺がんのためにお亡くなりになりました。74歳。

2017年夏に肺がんと診断され、以後、闘病しながらも、精力的にお仕事もこなしていたそうです。しかし、昨年末に悪化し、闘病の末、お亡くなりになられたそうです。

団時朗さんと言えば、日本人離れした甘いマスクの持ち主(英国系アメリカ人のお父様と日本人のお母さまとのハーフだったんですね)。元々はモデルから始められてるんですよね。資生堂の男性化粧品「MG5」シリーズのCMで一躍脚光を浴びました(「MG5」の「ジー」のナレーションに合わせて、親指を櫛の上から下に滑らせて鳴らすというCMでしたね)。
その後、1971年に「帰ってきたウルトラマン」の主役、郷秀樹役を演じ、その名を広めました。1984年に片岡孝夫(現 片岡仁左衛門)主演の舞台「ハムレット」に出演し、以後、舞台を活躍の場を移していきました。

団時朗さんと言えば「帰ってきたウルトラマン」が有名ですが、他にも特撮作品に出演されているんですよね。他には1974年に放映された「スーパーロボット マッハバロン」で村野博士役で出演。「帰ってきたウルトラマン」ではMATの一隊員でしたが、「マッハバロン」ではKSS(キス)の指令と役柄的にも大きく出世しました。近年ですと、2002年に放映された「忍風戦隊ハリケンジャー」では、「ゴウライジャー」の霞兄弟の父、霞一鬼役で出演(この作品には「帰ってきたウルトラマン」で岸田隊員役を演じた西田健さんも出ていらっしゃいました)。2019年に放映された「騎士竜戦隊リュウソウジャー」では、お茶目な面もある、リュウソウ族の長老役で出演していました。特撮ヒーロー作品ではありませんが、「がんばれロボコン」の流れを組む、「ロボット8ちゃん」では青井博士を演じられていました(また、2ndEDとなる「8ちゃんのえかき唄」も歌唱されてました)。

去る3月15日に、「ウルトラセブン」でモロボシダン役を演じた森次晃嗣さんが80歳の誕生日を迎えましたが、その後に、団さんの訃報を聞くことになるとは、思いもよりませんでした(しかも森次さんより若い74歳でしたし)。そして、ウルトラマンシリーズで主役を演じた俳優さんの中で初めて鬼籍に入られました。
演技の幅も広く、色々なドラマで単発でゲスト出演する際に演じる悪役も見事にこなされていましたね。

心よりご冥福をお祈りいたします。

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2023年2月28日 (火)

アニメ界に訃報相次ぐ

今日はアニメ関係で訃報が相次ぎました。大御所の声優がお二方、女性シンガーがお一人、鬼籍に入られました。

午前中に、声優の千田光男さんの訃報が入りました。2月25日に虚血性心不全でお亡くなりになりました。82歳。
夕方には、これまた声優の飯塚昭三さんの訃報が入りました。2月15日に急性心不全でお亡くなりになりました。89歳。
そして夜に、アニソンシンガーの黒崎真音さんの訃報が入りました。2月16日に持病の悪化によりお亡くなりになりました。35歳。

正直、これだけ矢継ぎ早に訃報が入ってきたことに、驚きを禁じえません。
心よりご冥福をお祈りいたします。

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2023年1月16日 (月)

動画配信サービス「GYAO!」、3月にサービス終了

動画配信サービスの中では「老舗」の内に入ると思われる1つである「GYAO!」、この「GYAO!」が2023年3月31日、午後5時を以ってサービス終了することを発表しました。
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「GYAO!」は2005年にUSENグループの動画配信サービスとして、運用がスタート。2009年にヤフーグループが株式を取得し、以後、ヤフー/ZHDグループの動画配信サービスとして運営されてきました。無料動画配信サービスの先駆けとなり、日本の動画配信サービスの大手の一つと言えるでしょう。
今回のサービス提供終了において、下記のスケジュールで順次機能停止していく予定だそうです。

2023年2月13日 GYAO!ストアでの新規レンタルの受付を終了
2023年3月31日 午後5時を以って、全サービスの提供を終了

ここで気を付けなければならないのが、視聴期限のある動画の視聴。こうした動画は、サービス終了と同時に、視聴ができなくなります(提携サービスである「NHKオンデマンドまるごと見放題パック」は自動的に解約となります)。なお、視聴期限が3月31日午後5時を越えるものについては、GYAO!側より別途連絡が行くそうです。

私もサービス開始当時には利用していましたね。昔、テレビで放映されていた番組を放映したり、当時としては珍しく、日本では未公開となった作品を配信したりもしました。しかし、動画配信サービスも現在では多様化し、「ひかりTV」や「auひかりテレビ」のようにキャリアのホールサービスになったり、「アマゾンプライムビデオ」や「NETFLIX」のように独自コンテンツを制作・配信するサービスも出てきました。そうした中で、およそ18年にも渡ってサービスを提供してきたのはすごいことです。

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2022年9月16日 (金)

TVer、サウナ番組大特集

民放テレビ局公式の番組動画配信サイト「TVer」では、秋の特別企画として、「TVerでととのうサウナ番組大特集! sponsored by ポカリスウェット イオンウォーター」を期間限定で企画。配信期間は本日9月16日~10月17日の17時までのおよそ1カ月。
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今回の企画のために、キー局はもちろんのこと、ローカル局でも取り上げられたサウナ番組を網羅。期間内に放送されるものも順次追加しつつ、全部で170本以上の番組を配信する予定だそうです。
170本以上となると相当な数になりますが、この数には裏がありまして、「サ道2021」(テレビ東京)、「サウナを愛でたい」(BS朝日)と言ったサウナ専門番組のみならず、情報番組で取り上げられたサウナ特集も含めての数になります。それが日本全国分ですから、これだけの数になるというわけですね。

この秋、「ととのって」みてはいかがでしょうか。

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2022年9月 7日 (水)

「ベルサイユのばら」、50周年記念で劇場版アニメ制作決定

池田理代子先生原作の不朽の名作「ベルサイユのばら」。宝塚歌劇団の演目にも挙げられ、老若男女問わず人気のある作品です。
この「ベルサイユのばら」が、1972年にコミック連載が始まった時から、今年で50周年を迎えました。コミック連載も1973年に終了しているのですが、それでも長く愛されている作品ではないかと思います。
その「ベルサイユのばら」が連載開始50周年を迎え、この度、新作劇場版アニメが制作されることが発表されました。
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先にも述べた通り、宝塚歌劇団での代表的な演目として長きに渡って演じられ、数多くのスターを輩出しています。また、映像化も何度かされております。

  • 1979年3月に上映された、外国人キャスト、スタッフによる実写劇場版。
  • 1979年10月~1980年9月にかけて放映されたテレビアニメ版。
  • テレビアニメ版を再編集、キャストも一新した劇場版。
  • 原作無視でカロリーメイトとのコラボで制作されたWebアニメ版。

現時点で4作の映像作品が制作されています。

誕生から半世紀を迎えた本作品の「記念碑」的な作品になるのでしょうね。「新作」とはいえ、ストーリーは大幅に変わることは無いでしょう。「昭和」に生まれた作品が「令和」の表現方法で描かれることになりますが、どのようになるかが楽しみですね。

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2022年8月24日 (水)

ソニー、ミラーレスカメラやウォークマン等を9月から値上げ

ソニーは、ミラーレスカメラやウォークマン、BDレコーダーなど、129機種を9月1日から値上げすることを発表しました。
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今回の値上げに際し、

昨今の外部環境の影響を受け、原材料費、製造・物流コストなどが高騰している

とコメントしています。平均8%の値上げとなる模様。
対象のカテゴリーとして、下記の製品群を上げています。

  • BDレコーダー
  • デジタル一眼カメラ
  • デジタル一眼カメラαシリーズ用レンズ(Eマウントレンズ)
  • デジタルスチルカメラ
  • プロフェッショナルカムコーダー
  • ポータブルオーディオプレーヤー(ウォークマン)
  • アクティブスピーカー/ネックスピーカー
  • ラジオ/CDラジカセ/ラジカセ
  • ICレコーダー/集音機
  • 記録メディア他

対象となる商品についてもPDFにまとめてあり、公開されています。

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